近ごろ需要が増えているという「自然葬」。
従来のような墓地ではなく、海や山などの自然に還す葬送のかたちで、海洋散骨や樹木葬を見学できる「終活バスツアー」も話題になったほどです
そしていま、海洋散骨できる場所が徐々に増えているようなんです。この機会に、家族と一緒にお墓について話し合ってみるのもいいかもしれません。
【海洋散骨って知ってる?】
自分の死後は自然に還りたい。大好きな海と共に、最期の眠りにつきたいーーー。
そんな故人の意向を組んで行われる「海洋散骨」。火葬したあとの焼骨を海洋上に散布します。近年では、様々な事情でお墓に入れない、あるいはお墓を持てないという悩みを持っている人にも注目されているみたい。
自然葬の場合は「継承者が不要」という利点もありますし、今後ますます増える予感がしますね。
【出航エリアが拡大→より身近に】
海洋散骨を展開している「ブルーオーシャンセレモニー」では、チャーター散骨の出航拠点を拡大中です。2022年までは45カ所だった出航エリアが倍近くに増えて、
・全国81カ所
・ハワイ
が対象に! 海に面している全ての都道府県から海洋散骨クルーズの出航が可能になりました。出航地が増えれば、より多くの人が希望のエリアで散骨できるようになります。
いままで条件が合わなくて、やむを得ず候補から外した人にとっても、朗報といえるのではないでしょうか。
【なぜ拡大したの?】
2007年の創業時から海洋散骨を実施してきた「ブルーオーシャンセレモニー」には、日々たくさんの問い合わせや要望が届くのだそうです。その中には、場所を指定した上で海洋散骨を行いたいという声も多いのだとか。
そうした意見を真摯に受け止め、1年という歳月をかけて着実にエリアを拡大してきた同社。公式サイトでは様々なプランを提案しています。
散骨をして終わりではなく、散骨を行った場所へ会いに行く「メモリアルクルーズ」も行っていますよ。興味がある人はチェックしてみて!
参照元:海洋散骨のブルーオーシャンセレモニー、プレスリリース
執筆:田端あんじ (c)Pouch
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