『ファイアパンチ』『チェンソーマン』の著者・藤本タツキさんによる漫画『ルックバック』。
2021年7月にコミック配信サイト「ジャンプ+」に公開されて以降、初日で閲覧数250万以上を記録した話題作が劇場アニメ化されることになりました!
繊細なストーリーと、どんでん返しに次ぐどんでん返し。漫画ファンはおろか、プロの漫画家たちも大絶賛したあの作品を、映画館で堪能できるだなんて最高か……!
【どんなお話?】
学生新聞で4コマ漫画を連載している小学4年生の藤野。掲載されるたび、クラスメートからは「すごい」「漫画家になれる」などと絶賛されていました。
ところがある日のこと、不登校の同級生・京本の4コマを載せたいと先生から告げられたことで状況が一変。すさまじい画力に打ちのめされて、絵の勉強に力を入れ始めますが、どれだけ努力しても京本の実力には到底およびません。
ついに心が折れた藤野は、筆を折ることを決意。しかし、まもなくして京本から「藤野先生のファンです」と告げられるのです。
その事実を知り、藤野は再び漫画制作にのめりこむように。やがて時はたち、2人の仲を引き裂く衝撃的な事件が起こります。
【劇場アニメ化決定! 特報映像も解禁です】
2024年6月28日から全国の劇場で上映予定の本作。情報解禁にあわせて、ティザービジュアルと特報映像が公開されたのですが、これがまたすごい!
机に向かって一心不乱に漫画を描く藤野の姿が。藤野のひとりごとや息遣い、紙を走る鉛筆の音だけが響きわたり、やがて
「ーーー描き続ける。」
というひと言が画面に浮かび上がるのです。
最後に振り向く藤野の姿は、タイトルの『ルックバック(振り返る、見返す、回顧する)』を彷彿とさせます。特報映像を観た視聴者からは
「名作。描き続ける主人公の背中が強く美しかった」
「また1つ生きたいと思う理由が増えたぜ…」
「もうすでにこれだけで泣いた」
といったコメントが届いており、国内外問わず注目度は高まるばかり!
【第1話、無料で読めるよ!】
藤本先生を天才といわしめた大傑作『ルックバック』。
劇場アニメ版の監督・脚本・キャラクターデザインを務めるのは、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』『借りぐらしのアリエッティ』『風立ちぬ』などに主要スタッフとして携わってきた、押山清高(おしやま きよたか)さんです。
劇場アニメ化にあたり、藤本先生は
「自分の中にある消化できなかったものを、無理やり消化する為にできた作品です。描いて消化できたかというと、できたのかできなかったのかはわからないですがこの作品を映像化するにあたり、たくさんの人が関わってくれたことには感謝しかありません。押山監督はアニメオタクなら知らない人がいないバケモノアニメーターなので、1人のオタクとしてこの作品を映像で見るのが楽しみです」
とコメントしています。
ちなみに、「ジャンプ+」では『ルックバック』の第1話を無料配信中です。この機会に、ぜひ作品に触れてみてください。
参照元:劇場アニメ『ルックバック』、YouTube、ジャンプ+、プレスリリース
執筆:田端あんじ (c)Pouch
Photo:© 藤本タツキ/集英社 © 2024「ルックバック」製作委員会、© 藤本タツキ/集英社
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