バーミヤンで開催中の「台湾展(タイワンフェア)」。

台湾のチェーン店「潮味決(チャオウェイジュエ)」とのコラボメニューが話題になっていますが……本場はいったいどんなお店なのか気になりませんか?

ということで、ただいま台湾を訪問中の私が現地のお店に行ってきました。結果、具材選びがめちゃ楽しくて皆さんにおすすめしたくなりました♪

【潮味決ってどんなお店?】

「潮味決」は、台湾夜市でも定番の「滷味(ルーウェイ)」という煮込み料理を、お好みの具材やスープ、味付けでいただくことができるお店。台湾全土に約100店舗を展開しています。

店内はファストフード店のような雰囲気で、ひとりで来店している方も多いみたい。

【注文方法は2つ!】

注文方法は大きく分けて2つ。

1つは、あらかじめ具材の組み合わせが決まっているドリンク付きセットを注文する方法。好き嫌いがない人や、メニューをパパっと決めるのが苦手な人におすすめです。

2つめは、好きな具材を好きなだけ選んで自分好みに注文する方法。

どちらの注文方法でも、6種類のスープもしくは5種類の味付けの中からお好みで選ぶことができます。

今回、私は好きな具材を好きなだけ選んで自分好みに注文する方法に挑戦してみようと思いますっ。

台湾夜市では店頭の屋台に具材がそのままずらりと並んでいることが多いですが、「潮味決」で並んでいるのは具材のカードといくつかのサンプル

それぞれのカードには具材の写真、名前、英語表記、値段、量が印刷されています。野菜類、お肉類、きのこ類、麺類、練り物系、お豆腐系と、その数ざっと70種類以上はあるのではないでしょうか。

注文は、この中から食べたい具材のカードを食べたいだけ選び、まとめてレジに持っていくだけ

衛生的だし、なにより日本語がなくても写真でわかりやすいし、吟味しながら選べるので明朗会計! ついつい取りすぎてスゴイ金額になっちゃった……と心配する必要がないのも◎です。

私は選んだのは、5種類。

・豆腐3種類(綜合豆腐)25元
・豚肉スライス(豬肉片)40元
・さつま揚げのようなもの(甜不辣片)10元
・ミニ椎茸(小香菇)20元
・キャベツ(高麗菜)30元

スープは「麻辣當招牌(マーラーダンジャオパイ)」をチョイス。辛さは10・30・50・70・100%の中から選べるとのことで、私は30%にしてみました。日本のバーミヤンでコラボしている「麻辣湯(マーラータン)」と似ているのかな?

ドリンクは、「アイス金萱烏龍茶(冷泡金萱裝文青)」35元を。これで、合計160元(約752円)でした。

会計を済ませると、番号が印刷されたレシートを渡されました。番号が電光掲示板に表示されたら取りに行きましょう。ドリンクは冷蔵庫から注文したものを自分で取ります。

【好きな具材を好きなスープで…♡】

できあがった料理は、熱々のスープに食べやすい大きさにカットされた具材が入っていておいしそう♪

まずはスープをひとくち飲んでみると、スパイスのピリッとした辛さと身体の芯にしみわたるような深みのある辛さを同時に感じます。

辛さ30%でもじゅうぶん辛くて、アイス烏龍茶が手放せません(笑)。でも、辛さの中にほんのりと甘みも感じるスープはコクがあってクセになるんです……!

それぞれの具材にもスープの味がしっかりとしみ込んでいますし、何より自分で選んだ好きな具材ばかりというのがうれしい♡

ガッツリ食べたい人は、お好きな麺を入れるとよいですよ。

バーミヤンとコラボしたことで気になって今回はじめて訪れましたが、アレンジ次第でもっと自分好みに楽しめそうなので、またぜひ行きたいと思っていますっ。

※日本円への換算は、2024年3月現在のものです。

参考リンク:潮味決(台湾)
撮影・執筆:Yui Imai
Photo:(c)Pouch