昨年ごろから再来の気配をみせている登山ブームですが、初心者の中には「なにを持っていけばいいのか検討もつかない…」という人もいるかもしれません。

登山のプロいわく、安全で快適な登山をするためのキーワードは「軽量」とのこと。荷物を軽くすることで、さまざまな「いいこと」があるというんです!

【なぜ「軽く」するのか】

人気登山インストラクター・栗山祐哉(くりやま ゆうや)さんによると、荷物を軽量化することで、疲労が軽減し安全性も高まるのだそう。

けれど、本当に必要な装備まで減らしてしまうのは逆効果! 軽量化のメリットとデメリットをきちんと理解したうえで、軽量な装備を選択することが「安全・快適」につながるといいます。

そうした栗山さんの知識とノウハウを詰め込んだ『軽量登山入門』(税込み1760円 / Gakken)が発売されました。それではさっそく、本の中身をのぞいてみましょうか。

【初心者にもわかりやすい!】

『軽量登山入門』では、軽量化すべき理由や、死なないために持つべき装備&快適のためだけの装備などを紹介。

何を残すのか、何を減らすのか、何を足すのか。どこから軽くするか、どうやって軽くするか、何を買い替えるべきかを、アイテム別に徹底解説しています。

「ヘッドライトは必ず持つ」「衣類をすべて着込んで寝る=寝袋のボリュームダウンが可能」など、具体的に書かれているのでわかりやすい! また、どのページも写真&イラスト付きで見やすいので、初心者でもとっつきやすいんじゃないかと思います。

【生活用品はどうする?】

登山する上でも、基本的な「生活用品」は欠かせません。

生活用品を軽量化するキーワードは「最低限の生活レベルを維持すること」。最低限の基準となるのは「それがないとストレスを感じて行動や睡眠に集中できなくなるかどうか」です!

本書では、必要最低限のアイテムとして「トイレットペーパー」「歯ブラシ」「耳栓」をピックアップしています。

「トイレットペーパーは芯を抜き、ビニール袋で覆うようにしてホルダーを作っておく(※雨にも濡れない)」「歯ブラシの持ち手をカットすれば軽量化できる」など、目からうろこなアイディアが目白押しですよ〜!

参照元:学研出版サイトプレスリリース楽天市場Amazonセブンネット
執筆:田端あんじ (c)Pouch

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