「本レビュー」の記事まとめ

初めてのエルメスは絵本で…♡ ものづくり愛にあふれた大満足な『エルメスのえほん おさんぽステッチ』をネタバレなしの全力レビュー!

ある日、絵本売り場をフラフラ眺めていると目に飛び込んできたオレンジ色の絵本。

よくみてみると「エルメスのえほん」と書いてある……!? そう、あの高級ファッションブランド「エルメス(HERMES)」は絵本も出しているのです‼︎

お値段は2640円とお高め(普通の絵本の2倍ほど)なのですが……実際に読んでみるとそのお値段にも納得。

ものづくり愛にあふれた、大人も子どもも大満足な内容をネタバレなしで全力レビューいたしますっ。

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育児に非協力的な夫が会社の “動物” から「育児」を学ぶ!? 超話題作『こちらアニマル社商品企画部育児課』を読んでほしい理由

2018年8月にツイッターで話題になった、内野こめこさんの「皇帝ペンギンさん育休を取る」の2ページ漫画。これがストーリー漫画化され『こちらアニマル社商品企画部育児課』となって待望の単行本化。2019年10月17日より販売されています。

販売元のイースト・プレス社から送られてきたのでさっそく読んでみたところ……。

こ、こ、これは、一家に一冊置くべき本っ! 妊娠・育児についてのアレコレがわかるのはもちろん、夫婦で話し合うことの大切さが描かれているので、今後、結婚や出産を考えているなら読んでおいて損はないハズ~っ!

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左利きあるあるが詰まった『左利きの本』がおもしろい! 「左利きは頭がいい」など噂の真相についても教えてくれるよ

右利きのわたしにとって、左利きの人は憧れの対象。なんとなく “天才肌” っぽい印象だし、自分とは異なる動作をするせいなのか、特別な存在のような思えるからです。

これまでお付き合いした人の中には2人ほど左利きの人がいたのですが、左利きが好きになった要素のひとつだったことはたしか。

そのくらい “左利きフェチ” なわたしには気になっているムック本がありまして……。タイトルはずばり、『左利きの本』(1274円)! 運よく宝島社から編集部に送られてきたので、さっそく読んでみることにしました。

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村上春樹を敬遠している人ほど読んでほしい『村上春樹語辞典』/  「比喩」「動物」「料理」や「やれやれコラム」など見どころいっぱいです

以前 Pouch でもご紹介した『村上春樹語辞典』の中身があまりにも気になったので、さっそく購入。じっくり熟読してみたわたし。

すると……これまでちょっぴり苦手意識を持っていた村上作品に対するイメージが、みるみる変わってきたことに驚いたんです。

最初に白状しておくと、わたしが読んだことのある村上作品は、ド定番ともいえる『ノルウェイの森』と『1973年のピンボール』だけ。

この2作品を読んでみて抱いた感想は、「オシャンティーな言い回しが鼻につく」「登場人物がナルシストっぽい、そしてモテすぎ」「展開が非現実的」の3点。このように感じてしまったためか、なんとなく苦手意識を持ってしまって、気がつけば “読む前にスルーする” クセが身についてしまったんですよね。

ですが、『村上春樹語辞典』がわたしの大いなる誤解を解いてくれました。

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