ツイッターで見かけたこんなつぶやき。

「森タワーのスカイ プラネタリウム、超いいらしい。一緒に行った人を思わず好きになってしまうらしい」

……パードゥン!? 失礼、取り乱しました。本当に? そんな素敵スポットがあると知れば行かない訳にはいかず、東京・六本木ヒルズへ向かいました。巨大なビルの52階に上がるとそこに「スカイ プラネタリウム」が現れます。普段は撮影NGなプラネタリウムの写真もたっぷりお見せします!

「スカイ プラネタリウムへようこそ。森ビル広報の山村と申します。今日は星空を楽しんでくださいね」本当に楽しみです! 見所は何ですか?

「椅子に座って見るプラネタリウムではなく、星空を歩きながら立体的な星を眺められます。プロデューサーの大平貴之さんにも注目です。世界一進んだプラネタリウムとしてギネスに認定された無数の星がきらめく星空を感じてください」

星空を歩けるなんてロマンチック過ぎる! わくわくしてきました。「それでは参りましょう。まずは六本木の夜空をお楽しみください」

お~。目の前に横長の大きなスクリーン、下には東京の模型。日が沈んで満天の星空が現れた!真っ暗な夜空に映える都会のネオンと輝く星座。キレイだな~、うっとり。「スクリーンは横18メートル、縦4メートルで肉眼では見えない星も映し出しています」

美しい映像でした! 次は何ですか? 「ここからいよいよ宇宙へ旅立ちます。一千光年の宇宙の星空を散歩しましょう」一千光年ってどれくらいの距離ですか? 「光の速さで1000年かかる距離、9500兆キロメートルです。宇宙空間の奥行きをリアルに感じられますよ」

想像つかない広さ……。それでは宇宙へ旅立ちます!

WAO! 真っ暗な宇宙の真ん中に澄んだブルーの地球が浮かび上がってる。真ん中のブリッジを歩いて行くと、上を見ても左右を見ても数えきれないほどの星たち。立体的な粒状の星が散りばめられゆっくり輝いている。あっ、Sに並んでるあれはサソリ座か。地球から見上げる星座は平らだけど宇宙の中から見ると全然違う! ひとつひとつの星が近くにあったり奥にあったりする。神秘的な宇宙。息を飲む美しさ。いつまでも見ていられる……。



「星の色や明るさ、座標など最新の観測データを基に、LEDで数千個の星を再現しています。肉眼では見えない7等星より暗い星も投影しているんですよ」

幻想的な世界にすっかり魅せられました。宇宙の中から星座を探すのはなかなか難しいけど楽しいですね。次は何ですか? 「最後は地球から宇宙の果てまでの旅です」……宇宙の果て!? もう何が起こるか分からないけど行って来ます! 戻って来られなかったらごめんなさい!

椅子に腰かけると目の前には巨大なスクリーン。映像が流れ始めると丸い地球がスクリーンに映し出され、徐々に地球を離れスピードアップし宇宙銀河を突き抜けビッグバン!! 美しく目まぐるしい映像を体全体で受け止め、ジェットコースターに乗っているような感覚。圧倒されている内にやがて宇宙の果てに辿り着き、今度は地球へ帰って行く。青い地球が近付いてきてその美しさに吸い込まれる……!

「宇宙旅行はいかがでしたか? スカイ プラネタリウムを出たら、屋上のスカイデッキに出ましょう」

いや~面白かったです。……わあ! なんですかこの屋上からの眺めは。東京タワーとスカイツリーがダブルで見える!しかも富士山まで。夜は夜景がきれいだろうな~。スカイ プラネタリウム→絶景のコンボは最強!


「スカイ プラネタリムはストーリーがあります。六本木の夜空を眺め、宇宙の星空を散歩し、宇宙の果てまで旅をして最後に地球に戻ってくる。そして屋上から夜空を見上げれば、いつもとは違う景色に感じると思います」

ロマンチックすぎるぜヒルズ……! 冒頭のツイッターのつぶやきもありえますよ、これは。ぜひ生で体験してください! (ライター/ 武田タケ)

※開催期間や入場料などの最新情報はスカイ プラネタリウムのサイトにてご確認ください。

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 【武田タケのプロフィール】
 楽しく読める記事をモットーとするライター。牡羊座のB型。
 キャリアジンにて「社食探検隊が行く!」を連載中。

 ブログ「面白いサイトを見つけたよ。http://omosiroi.jp)」管理人。
 趣味は読書と登山と将棋。座右の銘は「能ある鷹は爪を隠す」
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写真:Pouch