はじめに
女子から「彼氏できたのー。見て見て」と言われて写メを見せられ、その後どうコメントして良いか分からないとき。もっとハードなのは、直接「彼です」などと紹介されるシーンで、何と言って褒めて良いか困惑するとき。そのようなシーンにおいて、実際に皆さんはどんな反応を取っていますか?

そもそもイケメンであれば「カッコいいですねー。ステキです」などと、目にしているものをそのままにコメントできるのですが、そうはいかない場合は多々あります。世の中にイケメンの方が非イケメンより少ないのですから仕方がありません。どのような言葉で非イケメンをアゲるか、について今回まとめました。

1、「優しそうだね」
古くから使われている定番文言の1つです。スリムではない男子に用いられがち。かなり無難ですが「あぁ、優しそうと言っておけば問題ないと考えてるな、コイツ」と相手の女子に感じ取られる恐れあり。

2、「頼りになりそうだね」
1と同じく、長年に渡ってベーシックなポジションにある文言。ガタイの良い、いわゆるお相撲さん系男子に使えます。ただ使い古され過ぎて、あまり面白くありませんよね。

3、「超越している感じだね」
同じ空間にはおらず、ちょっと上の領域にいそうな人だね、という意味に受け取らせる作戦です。対象男子が、何だか分かり合えそうにない風貌をしている場合に使えます。

4、「目立つ感じだね」
目立つという言葉には、良い意味と悪い意味の両方があります。人目を引く、という大きな意味で用いているように見せることがポイント。悪い意味で受け取らせると、相手との関係が悪くなります。

5、「少年のような心を持ってそうだね」
落ち着きがない男子を前にした場合は、こちらに決定。「男は永遠に少年である」とはよく言われ、それをかわいいと感じる女子も多数います。「コイツ幼稚だな…」と感じた場合に、使いましょう。

6、「肌がキレイだね」
肌が白くてトラブルがなさそうであれば、すかさずコレです。

7、「繊細な感覚を持ってそうだね」
神経質そうな感じに見える男子には「繊細な感覚」というワードをどうぞ。「繊細」で止めると、神経質とそれほど変わらないので、「感覚」という感性的な意味を追加して、褒め言葉にチェンジ。

8、「アーティスティックだね」
理解できない格好をしている男子、よくよく見ると美大生っぽいかも知れないと思える男子は、このようにコメントしておきたい。アーティストという言葉の響きには、プラスの要素しかありません。不思議=アートと強引な持っていき方をしてみるのも、悪いことにはなりません。

9、「大人っぽいね」
こちらは「ぽい、じゃなくて、いい年の大人ですけど(笑)」というツッコミが入ってくる場合もありますが、言われて嬉しくない相手はいません。老けて見える、という事実がある場合に用いることができます。

10、「浅野忠信風味があるね」
浅野忠信さんは浅野忠信さんだからこそ、カッコイイのです。非イケメンな男子が同じことをしていると、一味も二味も違う感じになります。ただ浅野忠信さんと対象男子との間に、何かしら共通点が1ミリでもある場合に「風味」とか「要素」といったワードを入れて、気分を上げてあげることが可能。

おわりに
言葉の選び方、受け取らせ方の戦略次第で、これほどまでバリエーションがあるのです。イケメンのような分かりやすいポイントはないので、非イケメンのことを隅から隅まで観察し、良いところをクローズアップした後、上の言葉でコメントしてみることをオススメします。

(文・写真=sonoko0511