2007年に「婚活」という言葉が初めて世に出て以来、これを実践する男女の数は着実に増えてきました。特に、2011年の震災後は結婚を意識する人が増えたとも言われていて、2012年の今年は、婚活がさらに発展する年になるかもしれないのです!

そこで、結婚情報サービス『ブライダルネット』を運営する株式会社IBJが、このたび 「婚活総選挙」を実施。これは、2012年に流行りそうな婚活を表す言葉(○○婚活)を大胆予測しようというものです。

一般公募によって集まった今年の婚活トレンド予測のなかから、審査員がベスト10を選出。さらに、その10作品から一般投票によって今年の第1位が選ばれました。

審査にあたったのは、「婚活」という言葉を世に広めた中央大学教授の山田昌弘氏、ジャーナリストの白河桃子氏、そして、「おひとり様」「草食系男子」などの言葉を発信する人気マーケッターの牛窪恵氏の3名。

そして、その注目の結果は、次の通りです!

第1位:「絆婚活」
→人との縁によって紹介を受け、結婚へとつなげる。さらに、結婚後も互いの絆を大切にするという意味も込められている

第2位:「スマホ婚活」
→スマホを最大限に活用し、SNSなども利用して出会いのきっかけをつくる

第3位:「胃袋婚活」
→共働きが多い現代では、男女共に相手の胃袋をつかむことが重要。美味しい手作り料理によって、結婚だけでなく、その後のより良い夫婦関係構築を目指す

このほかにも、ベスト10のなかには、家族や親戚を巻き込んだ協力体制で結婚を勝ち取る「ファミ婚活」や、あらゆる手段を講じて頑張る「ゼネラル婚活(ゼネ婚)」など結婚へ向けて積極的、かつ全力投球な作品もありました。

その一方で、堅苦しくならず気軽に行う「プチ婚活」や、婚活しているフリをする「エアー婚活」など、結婚に執着しすぎず、婚活を楽観的に捉えたものもランクイン。ちなみに、ベスト10の詳しい順位と内容については、婚活総選挙ホームページで確認することができます。

ひとくちに「婚活」といっても、人によっては方法も捉え方も様々なようです。果たして、今年の婚活はどのように発展していくのでしょうか。気になりますね!

(文=Yoshico/ 写真=Pouch)

参照:bridalnet.co.jp