最近ソーシャルとリアルとをつなぐサービスがブーム。そんな中でも特に話題なものといえば「ソーシャルランチ」でしょう。

簡単にいうと、Web上でランチのメンバーと日程を決め、初対面の相手とランチタイムを使って交流するサービスです。異業種との交流、同業他社との情報交換といった、仕事的な側面で使われているこのサービスですが、本日3月22日(木)に大幅なリニューアルが行われました。

「これはもしや恋活としても使いやすくなったのでは!?」と筆者が目を付けてしまったほどの大きな変更です。基本的な使い方と今回の変更について、サービスを運営している代表取締役副社長の上村さんにお話を伺ってきました。私が発見した恋活活用術もご紹介しますよっ!

ソーシャルランチの使い方
会員登録にはFacebookのアカウントが必要となります。プロフィールにはFacebook上の個人情報が入力されますが、ほかに書きたいことがあれば適宜追加を。ソーシャルランチのルールとして、名前、会社名(所属先)、写真が必須となります。

Facebookの実名制が徹底され、相手の身元を確認できるので安心! 会員登録後は、友人や同僚とペアを組みます。2対2の4人でのランチが原則で、ペアでないとランチできない仕組みとなっています。ペアを組んで待っていると「ランチ申請」が来ることがあります。相手2人のプロフィールを見て「ランチしてみたいな」と思ったら承認を。ランチのスケジュールを4人で調整し、お店を決めたらいざランチ! 当日は予定したお店へ行ってランチするだけ。もちろん自ら積極的に、ランチ相手を探しに行くのもOK。かなり簡単ですよね。

本日3月22日から大きな変更が!
(1)対応地域が全国に拡大
これまでは東京、札幌、名古屋、大阪、福岡など、主要都市に限定されていましたが、ついに全国47都道府県に対応地域拡大! これは大きな変化です。たとえば地方に出張に行ったときにも、ソーシャルランチが可能というわけ。また位置情報を取得する設定、または最寄りの駅を指定すると、同じエリアにいるペアとのマッチングを自動的に行ってくれます。これは便利。iPhoneアプリAndroidアプリを入れておくと良いでしょう。毎朝10時に「このペアはどうですか?」とランチ相手の提案が来るのでオススメです。

(2)複数の人とペアを組めるようになった
これまでは1人1ペアしか組めませんでしたが、1人につき複数人(自分から組めるペア数は最大3組)とペアを組めるようになりました。私だったらかわいい女子Aちゃん、元同僚のおもしろ系男子Bさん、同じくフリーランスで活動しているCくんというように複数でペアを組んでおきたいところ。ランチ相手ごとにどのペアで臨むか選べるのはステキです。

「これまで都市部のみで提供してきたソーシャルランチが、今回の変更で全国で利用出来るようになりました。現在会員は3万人超、ユーザーは20代、30代のビジネスパーソンが中心で、男女比は6:4ぐらいです。毎日同じメンバーのランチに飽きてきた、新しい人の繋がりが欲しい、そんな方にソーシャルランチをご活用頂きたいですね」(上村さん)

恋活を意識した使い方もできる!?
ソーシャルランチは仕事だけではなく、恋活の一環としても使えるかもということを発見しました。その根拠は3つ。まず名前・会社名の記入、写真が必須だということもあって、有名企業・大手企業のエリートサラリーマンや経営者が多いということ。会員を見ていると普段知り合えないような、大手商社の男子やイケイケな企業の男子、フリーランスや起業家の洒落た男子などがたくさん発見できます。またあからさまな出会い目的ではなく、「ランチで情報交換」というテーマのもと、真面目な気持ちで登録している人ばかりなので、実にクリーンで爽やかな出会いが期待できること。出会い系ではないので安心・安全なのが、女子にとって嬉しいポイントです。私もソーシャルランチを使ったことがあり、ベンチャー企業を経営しているイケメン社長と知り合いました。今では仕事を通してよく連絡を取っています。ここから何か発展することもあると思いますよ、うふふ。

気になる男子と複数回会えちゃうかも!?
今回の変更点をよくよく考えてみると、「気になる男子と複数回ナチュラルに会える」ことができるようになります。複数ペアを組むことが可能となったので、1度ランチしたステキな男子と、さらに別ペア同士で会って距離を縮められる可能性も。「前回はデザイナーの子を連れて行ったけど、次回のランチはコピーライターの子を連れて行きますね。コピーライターの子探してるってお話でしたよね、えへっ」といった感じで、前回のランチで出た話をもとに、相手のニーズに沿ったペアで、2度目のランチに臨みましょう。ランチなので下心を感じさせることなく、「仕事を絡ませた自然なかたち」で会えるのは実に上手い。またランチタイムという「昼間の会合」であることも大きな要素です。お酒を飲まないシラフの瞬間だからこそ、相手がおもしろい男子か、真にイケている男子か判定できます。お酒が入れば皆それなりにおもしろくできるもの。平常心でいるときの男子のスペックこそ注目すべきところなのです。

毎日会社の同僚と愚痴ランチでつまらない、もっとランチタイムを有効に使いたい……そういった女子はぜひソーシャルランチで、爽やかな好印象男子とランチして、恋活の1つのきっかけを作ってみてはいかがでしょうか?

(文=池田園子

参考:ソーシャルランチ(http://www.social-lunch.jp/