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以前は真っ黒が主流だったのに、いつのまにやら半透明のごみ袋に慣れっこになってしまった、私たち日本人。でも他国では、まだまだ黒ゴミ袋が大活躍している模様。

その中の1カ国、オランダに登場したユニークなゴミ袋が、今回の主役です。海外サイト『inhabitat.com』によると、このたびオランダのデザインチーム『Waarmakers』が、半分黄色で半分透明のごみ袋『Goedzak』をデザイン・製作したのだそう。

こちらのゴミ袋、ただの透明なゴミ袋ではございません。『Goedzak』が他と一線を画している点、それは、「中に入っているものが欲しい場合は持って帰っても良い」という点なのです!

『Goedzak』は、オランダ語で「おせっかい」を意味します。要は、「自分にとっては要らないものでも、他人にとっては必要なものかもしれない……それならそういう人にドンドン使ってもらおうじゃないの!」ってことでしょうか。ふむふむなるほど、たしかに妙案かも!

「でも誰も拾わなかったとしたら、そのゴミ袋はどうなっちゃうの?」と思ったあなた。大丈夫、そのための対策もバッチリされているのですっ。

『Goedzak』はアムステルダムのリサイクルショップと提携しているため、一定期間放置されたままだった場合、巡回車がきちんと回収してくれるの。放置されている期間に出会いがなくても、回収されたショップで新しい主人と巡り合える。そんなシステムが、ちゃ~んと確立されているのです。ホント、うまくできてるよね~。

超合理的でいて、しかもエコな画期的ゴミ袋『Goedzak』。「黒いゴミ袋まで持っていってしまう人が出るのでは?」など一部で不安視する声もあがっているようですが、あなたはこのアイデア、どう思いますか?

(文=田端あんじ)

参考元:inhabitat.com( http://goo.gl/ggmB1

▼持ち帰るのは、くれぐれも透明のゴミ袋だけにしてくださいねっ!

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