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今年5月27日にリニューアルオープンしたばかりの「玉峰館」に宿泊した記者。館内のスタイリッシュな雰囲気や、源泉掛け流しの温泉、充実の無料サービスなどに大満足した次第。

しかし、ここでもう一つ、お伝えしたいことがございます。お料理が、とんでもなく見目麗しく、風味絶佳。夕食も朝食も、ものすご~く美味だったのです!!!!!

■立石真平氏の “新日本料理”とは?

あまりにもおいしかったので、同館の料理長・立石真平氏にお話をお伺いしました。

立石氏は日本を代表する「なだ万」にて日本料理の基礎を学び、東京・神楽坂の会席料理の名店「來経(きふ)」で料理長を務めたという経歴の持ち主。そしてリニューアルに伴い、34歳という若さで同館の料理長に就任しました。

立石氏の“新日本料理”って、どんなお料理なのかしら?

純粋な日本料理を、少しモダンにアレンジしたお料理と考えていただければ。会席料理はコースの組み立て方が決まっていますが、それをあえて崩し、斬新でバラエティに富んだお料理を楽しんでいただけるように心掛けています」(立石氏談)

お料理の献立は月替わり。静岡県産はもちろん、全国各地の旬の食材を吟味して使っているそう。お料理を盛り付ける器にも、とことんこだわっているとのこと。

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■メインを選べる「プリフィックス」を採用

旅館では珍しい、プリフィックス・スタイルもこちらの特徴。ディナーのメインである肉料理と魚料理を、3種類の中からそれぞれチョイスできるの!

「旅館の料理、特にメイン料理のおいしさは記憶に残るものです。だからこそ、お客様の好みを尊重したいと考え、このスタイルになりました。お客様からはご好評をいただいておりまして、有難いことに感激のお手紙が届くことも」(立石氏談)

それにしても、立石氏はイケメンだわぁ~……。神楽坂時代からのファンも足繁く通っているというし、お料理上手でイケメンなんて、最強だわぁ~……くらくら。

■夜食まで用意してくれる心配りに感激!

夕食が終わりにさしかかったころ、スタッフの方が「お夜食はいかがですか?」と声をかけてくれたの。食いしん坊の記者は、もちろん「お願いします!」と言いました。

夜、そろそろ小腹がすいたころ。お部屋によって違うみたいなんだけれど、記者が宿泊した離れのお部屋の場合、通称「お届け箱」に夜食が到着いたしました。

しかも、心のこもったお手紙付きで、なんだか、心がじ~んと温かくなりました!

■蔵を改装したバー「ToteSYAN(トテシャン)」も素敵

館内のバー「ToteSYAN」でのワンドリンクサービスも魅力的。ウィスキー、ワイン、カクテルなど、各種アルコールが揃っていて、どれにしようか迷っちゃう。

元々、蔵だった場所をバーにしていて、ガラス作家・林久美子氏のペンダントランプがキュートなのッ! 大正ロマンそのものの雰囲気で、時間を忘れて過ごせること間違いなし。アルコールが苦手な人でも、ノンアルコール系のカクテルが用意されているから、満喫しない手はないわよッ!

雰囲気もお料理も、スタッフの方の心づかいも。すべてが素晴らしくて、感動した1泊2日の旅でした♪ みなさまも、ぜひぜひ「玉峰館」で癒しのひとときを体験してくださいませ!

■宿泊情報 『玉峰館』
住所:静岡県賀茂郡河津町峰440
電話:0558-34-2041
宿泊料金:1泊2食付き2万4000円~(2名1室利用時1名料金、税・サ込、入湯税別途)
IN/15:00 OUT/11:00
アクセス:伊豆急行・河津駅から車で5分(無料送迎あり)
※記載のデータ、情報は取材時(2013年7月)のものです

(写真、文=夢野うさぎ)
参照元::玉峰館

▼夕食、朝食ともにダイニング「旬彩 六感」でいただきます

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▼7月の夕食のお献立

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▼先付は、河津産の枝豆のムースに海老やキャビアを添えて

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▼丸(=スッポン)スープの薄葛仕立て

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▼静岡県伊東市の石鯛などのお造りを土佐醤油と梅肉醤油で

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▼メインの魚料理は稲取金目炭焼き 桜海老のソースを選択しました

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▼メインの肉料理は和牛ロース肉冷霜雲丹包みを選択しました

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▼玉蜀黍(トウモロコシ)御飯と赤出汁、香の物

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▼ごはんは、ひと釜ずつ炊き上げるそうです

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▼デザートのマンゴーアイスとパイナップルのコンポート

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▼こちらは館内のバー「ToteSYAN」

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▼ガラス作家・林久美子氏によるペンダントライトがかわいい!

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▼オリジナルカクテル「河津桜」

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▼「お届け箱」に夜食が届いていました

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▼おいしそうなおにぎりと、ポットには温かいお出汁が

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▼お茶漬けにしていただきました! 心のこもったお手紙もうれしい☆

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▼朝食の湯豆腐と、釜炊きごはん

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▼2段重ねのお弁当箱の中には何が入っているんだろう?

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▼すごい! 朝から、すっごい豪勢ですわ!

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▼これはなあに?

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▼おぉ、海苔です!

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▼炭火が入った小箱で炙って、香ばしさをプラスします

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▼デザートの白ごまアイスと青汁のゼリー

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