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雪の季節が訪れるたびに寒冷地でオープンするのが、氷で作られた冬の風物詩「アイスホテル」です。

読んでそのまま、建物自体はもちろん、内部に置かれたインテリアなどもすべて雪と氷でできている、という徹底ぶりが見事なアイスホテル。世界各地に存在するこのタイプのホテルの中から本日ご紹介するのは、スウェーデンのJukkasjärvi村にある、その名も『The Icehotel』

毎年12月から4月までの期間限定で営業、世界最大のアイスホテルといわれている、同ホテル。数多くのアーティストが各部屋をひとつずつ担当し手掛けることでも有名なのですが、海外サイト『Dezeen』によると、今年のスイートルームが今までになく可愛らしいと評判になっているみたいなの!

部屋の扉を開くと、そこに広がっていたのは、パリ・モンマルトルの街並み。しかもちゃ~んと、窓のひとつひとつに灯りがともっているではありませんか! うわわ、なにこの夢空間!

スイートルームのデザイン・設計を手掛けたパリを拠点に活動するデザインユニット『Les Ateliers de Germaine』のLuc VoisinさんとMathieu Brisonさんによると、「日々温度が変化するごとに彫刻の様相も変わるので、その点が非常に興味深い」とのこと。

なんでも、暖かくなると雪が粘着性を帯び、寒くなると氷にひびが入るので、メンテナンスが大変なのだとか。へ~、氷の芸術を保つのって、思いのほか苦労が要ることなのですねぇ。

雪と氷でできたアイスホテルのお部屋は言うまでもなく、この機会を逃したら2度と出会えない、ひとときのみの芸術品。体感してみたいというあなたは迷わず、4月までに、同地へ足を運んでみて。

(文=田端あんじ)

参考元:Dezeen

▼完全に童話の世界ですな

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▼製作の様子

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▼ちなみにお部屋の間取りはこのようになっております

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