nod1

以前当サイトでご紹介した、日本発指輪型ウェアラブルデバイス、「Ring」。

一般的な指輪同様、指にはめるだけ。そのまま指を動かしたり、指輪に触れたりするだけで、機械を操作したりメールを送信することができるとして、発売の時が待たれる非常に注目度の高い逸品です。

こちらとほぼ同等の機能を持つ指輪型ウェアラブルデバイス「Nod」が、このたび米シリコンヴァレーにて誕生。

今年の秋に発売されるという同品ですが、さて、一体どのようなスペックを持っているのでしょう。「Ring」と異なる点があるのか否か、この点、非常に気になりますよねぇ。

「Nod」に搭載されているのは、モーションセンサーそしてタッチセンサーなど、多数のセンサー。これにより、指輪に触れるだけで、スマホやPC、家電などを操作することができるみたい。ふむ、ここは「Ring」とさほど変わりませんな。

nod1

驚くのは、連携可能な対象の幅広さ。「iOS」「Android」はもちろん、「Windows PC」に「Mac」、さらには「Nest」などにも対応しているんですって。

また「Nod」、「Bluetooth LE」の搭載により電力消費を抑えているので、バッテリーは1日持続するとのこと。しかも完全防水なので、お風呂のたびにいちいち外さなくてもいいんですっ。これは嬉しいっ。

nod2

たとえば電気を消すときは「手を上から下へと下げる」、スマホで音楽を聴く際には「指輪をスライドするかのようになぞる」、な~んて具合に、そのシンプルな操作方法が魅力だという「Nod」。とはいえ「Ring」の操作方法も見る限りでは相当シンプルですし、これだけだと、両者の明確な違いがわからないよね……。

同品の開発を手掛けた「Nod」社曰く、開発チームメンバーは過去に「アマゾン」「アップル」「グーグル」など、錚々たる企業で経験を積んだエンジニアおよびプロダクトマネージャーらなのだそうで、この時点で期待値が高いことは確か。そのためどちらがより自分のスタイルに合っているのか迷ってしまったら、双方使い比べてみるのもいいかもしれません。

いよいよ7月には「Ring」の出荷が始まるとのことですし、お値段も15000円前後とほぼ同等、どちらを選ぶかはもはや、あなた次第。いずれにせよ両者が市場に出回るその日が、今から待ち遠しいかぎりです。

参考元:Nod
執筆=田端あんじ (c)Pouch

▼超未来なんですけど……