風を切って街中を颯爽と走る、1人のおじさん。彼がまたがっている乗り物、一見バイクのように見えるけど……あれ? コレって、もしやスーツケース!?
海外サイト「Boing Boing」らによれば、中国・湖南省に住む農家のおじさんが、「走るスーツケース」を10年かけて制作。見事完成させ、現在話題になっているようです。
最高時速20km、バッテリーは場所を取らない充電式リチウム電池。電動ゆえに、1回の充電で50kmから60kmほど走行可能だというこちらのスーツケースの中は、もちろんスーツケースとして活用することが可能。
2人乗りもできる上、ライトも装備されているため夜も安全、さらにはナビやGPS機能まで搭載(!)されている模様。トランク自体の重さは7キロほどなので比較的軽量、3つの車輪が荷物と共に持ち主の体までも、行きたい場所へと運んでくれる、優れモノなのであります。いやはや、おじさん、頑張ったねぇ。
走るスーツケース、そのスペックは聞く限り相当なもの。あればきっと、めちゃくちゃ便利。
でもね、それを利用するおじさんの姿が、あまりにもシュールすぎるんだよぉ……。速すぎてブレる景色と快走するおじさんのコントラストがまるで合成写真みたいで、吹き出さずにはいられないんだよぉ……。
「10年かけてやってやったぞ」と言わんばかりに、満面の笑みを見せるおじさんにもまた、じわり。頑張ったのに、笑っちゃってごめんね……いずれにせよ、完成して本当によかったね、おじさん!
参考元:Boing Boing 、CRIonline
執筆=田端あんじ (c)Pouch
▼嬉しそう……
▼走ってる姿が、ちょっとアレなんすよね(笑)
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