biddychan11アメリカトラウトデールに住む交際4年のToni DeWeeseさんとTom Unterseherさん。毎週末、オレゴン州フッド山やノースカロライナ州のトリプルフォールズなど自然あふれる場所に行くんだそうです。

一見ごく普通のアウトドアカップルだと思いきや、2人と週末アドベンチャーを楽しむのは……愛ハリネズミのBiddy!

バックの中の赤いポーチの中にいるのは2歳半のピグミーヘッジホックのオス「Biddy」。

Biddyが山や滝を背景に、飼い主の手の中でまあるくおさまっている愛らしい写真などをインスタグラムにアップすると、瞬く間に人気に火がつきました。無理やり連れて行ったというよりは、写真のBiddyの表情はこの週末アドベンチャーを楽しんでいるよう。笑っているように見えるのは気のせいではなさそうです。心を許しているからかハリネズミのハリは出していないのかな? 飼い主さんは素手でBiddyを手のひらにのせています。

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大自然とハリネズミという今までになかった組み合わせに世界中が熱狂! インスタグラムのフォロワー数はなんと431,506人! (2014年6月23日現在)「OREGON LIVE」によると、「はじめは500人くらいのフォロワーが増えてくれればすごいなぁと思っていた」と飼い主のDeWeeseさんは話していたそう。

世界中のニュースサイトも取り上げていることもあり、勢いは収まることなくどんどんフォロワー数が増えています。オレゴン大学のソーシャルメディアに精通しているKelli Matthews氏によると「Biddyのインスタグラムのアカウントは1億3000万のインスタグラムユーザーの中でも上位5%にランクインしているほどの人気ぶりだ」とのこと。

また、「Biddyには人間らしさがあるよね」とMatthews氏。「人々とのパーソナルな絆があることが写真からわかる。飼い主はBiddyにパーソナリティを与えたんだ」ふむふむ、「人格」ならぬ「ハリネズミ格」ですね!

「前からよくアウトドアには行っていたけど、今は毎週末どこか行くことにしているの。なんだかみんなが冒険を望んでいる気がして」とDeWeeseさん。

残念ながらハリネズミの飼育が許可されていない州もあるためBiddyの冒険には制限があるそう。生まれ故郷であるワシントンには行けるが、カリフォルニアから南には行くことができないそうなのです。

一方で、Biddyの可愛らしさだけを見てハリネズミの衝動買いをする人が増えてしまうのではないかと心配の声も上がっています。Hedgehog Welfare Society(ハリネズミ福祉協会)のVicky McLean氏は「飼う前に、ハリネズミがどういう生き物なのかをきちんと理解してほしい」とのこと。

ペット飼育初心者にはあまり向かないそうですが、つぶらな瞳、キュートな針山ボディ・・・・・。く~! かわいい!! 多くの人が魅了されています。

参照元:InstagramOREGON LIVE
執筆=黒猫葵 (c)Pouch

▼さまざまなシーンのBiddyをお楽しみください♪
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