フランス人アーティスト、オリビエ・グーレ(Olivier Goulet)さんが手掛けている「スキンバッグ(SkinBag)」シリーズは、見る者の度肝を抜く驚愕のビジュアルが大きな特徴です。
ラテックス製の人工皮膚を主な材料として生み出される洋服や小物は、若干グロテスク。夜中に見たらひっくり返りそうなくらいの、超ド級なインパクト。
デザインがシンプルなぶん、余計にそのつるりとした質感が際立っていると言いますか、まさに「皮膚をそのまままとっている」かのような風情なのですよ、コレが。
作品に生々しさを生んでいるのは、薄いピンクやベージュといった「スキントーンそのもの」である色合いと、しわなどを表面に巧く再現している点。
ジャケットやポンチョ、バッグ。さらにはウェディングドレス(!)に至るまで、すべてにおいて「皮膚感」満載。皮膚の上に皮膚を着る、あるいは皮膚を身につける。相反するもの同士でありながらも共通項のある双方が重なり合うその光景は、どこか猟奇的で、同時に官能的ですらあります。
そんな「スキンバッグ」シリーズ、なんと購入することができちゃうの! ちなみにお値段はリーズナブルなものは1万円前後、高額なものになると10万円超えとピンキリみたい。
他では決して出会うことができないであろう、「皮膚をまとう」ファッションアイテムの数々は必見。気になった方はぜひ、下記サイトをチチェックしてみてはいかがでしょうか。
参考元:SkinBag 、Olivier Goulet
執筆=田端あんじ (c)Pouch
▼衝撃的すぎる人面ポンチョの商品名は「ソーシャルコンドーム」
▼カラーをブラックにすれば、ほんの少しだけグロさが和らぎます
▼ウェディングドレスも相当パンチ効いてますね
▼イスラム教徒の女性が身につける「ニカブ」もありました
▼臓器をモチーフにしたバッグもなかなかのインパクト
▼一方で(他と比べれば)フツーに見えるアイテムもちらほらある模様
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