kamejohn3アラサー? アラフォー? そんなのジョナサンに比べたらひよっこレベルですよ。

カメの中でも現生の最大種とされているセーシェルセマルゾウガメのジョナサンは2014年現在、地球上で生きている動物のなかで最高齢だということがわかったそうです。御年182歳!! きっと世の中のことはたいてい知り尽くしているに違いない超賢者がイギリス領のセント・ヘレナ島で暮らしています。

「セント・ヘレナ・オンライン」によると、獣医のジョナサンさん(たまたま同じ名前だったそうです)はこのように話しています。

「ジョナサンは推定160~180歳。1882年にこの島に連れてこられたが、もしそのときに大人のカメの大きさだったら、少なくともその時点で50歳くらいだろう。これまではそれを証明することはできなかった。しかし1902年に撮影されたカメの写真を見つけた。その写真のカメの甲羅の模様などを調べてみたら、そのカメがジョナサンだということがわかった。1902年にはジョナサンはすでに大人のカメの大きさだった」

つまりジョナサンは1882年生まれ。1882年といえば、「灯台へ」で有名な女流作家ヴァージニア・ウルフさんや、江崎グリコの創業者である江崎 利一さんが生まれた年で、偉大な生物学者チャールズ・ダーウィンが亡くなった年でもあります。日本は明治15年、伊藤博文がヨーロッパへ視察に行った年であり、後の早稲田大学である東京専門学校の創立も、上野動物園の開園も1882年。って、上野動物園は明治からあるんですね。

セーシェルセマルゾウガメの平均寿命は150年だそうですが、もともとの生息地のインド洋の島よりもイギリスのほうの気候が寒冷のため、寿命が延びているのではないかと推測されています。

現在、ギネス世界記録による最高齢は1965年に189歳まで生きたホウシャガメのトゥイ・マリラ。2006年には、インドで255年生きたとされるアルダブラゾウガメがいたそうですが、真偽はわかっていません。

カメのジョナサンの視力は落ちてほとんど見えない状態ですが、嗅覚はすぐれており、食欲も旺盛だとのこと。

地元の5ペンス硬貨の裏側の絵柄に描かれているほどの愛されっぷりのジョナサン。セント・ヘレナ島の知事が代々住んでいる敷地内で、今日もゆったり仲間たちと過ごしています。

参照元:St Helena OnlineWikipedia
執筆=黒猫葵 (c)Pouch

▼「カモメのジョナサン」ではなく「カメのジョナサン」
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