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米国コロラド州の小さな会社が世界に向けて売り出している「ZENマグネット」って知っていますか? 今アメリカでちょっとした話題のサイエンス・キットなんですって。

このマグネット、公式サイトで「玩具ではなく、サイエンス・キットです」と断言するほどの、何やら奥の深いもののようです。まぁ、”サイエンス・キット”なるものの定義が記者にはいまいちよく分かりませんけれども……

というわけで今回ご覧いただくのは、動画サイトYouTubeに投稿された「ZENマグネット」の映像。ビーズのようなマグネットを組み合わせて作った立方体がとても美しいのです。

一連につながる小さなマグネットの粒たちを使って様々なアートを創り出すのが「ZENマグネット」の基本的な遊び方。そしてその「ZENマグネット」を使って作った美しい立方体は、存在感、重厚感、輝き、全てがまるでオブジェのよう。

1辺に22粒のマグネットを配列したこの立方体に要したマグネットはなんと10,648粒。重量は約6kgにもなるのだとか。動画の中でお兄さんが重そうに持ち上げているのも、演技ではないようです。

この立方体をプラスチックカードを使って半分に切ると、当然中にも粒マグネットがぎっしり。
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そして力を込めてマグネットを握りしめると、美しかった立方体はいとも簡単に、粘土のようにグニャリと曲がり、ただの粒マグネットの山になってしまいます。
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せっかくの立方体が……と悲しくなってしまいそうですが、こうやって何度でも繰り返し自分のアートを創り出せるのが「ZENマグネット」のいいところ。

さらに、何かの形を作らなくても強く握るだけでハンドマッサージ効果も期待できるんですって。

子供の知育や大人の暇つぶしに使えるだけでなく、脳のトレーニング効果も期待できそうな「ZENマグネット」。リビングやオフィスの片隅にあると、結構いいかもしれません。

参照元=ZENマグネット公式サイトYouTube
執筆=南野バンビ (c)Pouch