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「女の買い物(趣味)に付き合わされることほど苦痛なものはない」……世の男性の多くが、そう思っているようだ。しかし、われわれ女子だって「ワインのうんちくを語られても興味ないです苦痛です帰らせてください」のような、前述の男子のソレと同じような苦痛を味わうパターンは枚挙に暇がない。

たった1回のデートで、「男女の溝」から生まれたナニかにより、溝どころか強固な壁ができる場合もある。そうならないための解決策は「目的の違う者同士が同じ場所にいても、お互いが満足すること」だろう。

例えば、パートナーに「うさぎカフェ行こう!」と誘われ「いいよ!」とは言ったものの、「(いや、正直、オシャレなカフェで美味しいコーヒーとか紅茶とかパスタとか食べたいんだけど……)」と内心では思っていたとする。しかし、その「うさぎカフェ」がうさぎと戯れるだけでなく、カフェ飯の域に収まらないほど高レベルでこだわりのメニューが充実していたらどうだろう? お互いの需要が満たされて超ハッピーじゃないか!

ということで! 「カワイイうさぎに癒されたい!」「美味しいご飯で癒されたい!」「うさぎに癒され美味しいご飯を食べ至福の時を過ごしたい!」これらすべての要望を満たす、唯一無二と言っても過言ではない、吉祥寺のうさぎカフェ『カフェ・ミニヨン』に、うさぎにまったく興味のない友人を(半ばムリやり)連れて行ってきました! 

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お店は、吉祥寺駅南口(公園口)側にある『麺僧』というラーメン屋さんと同じビルの3階にあります。ちょっと見つけにくいかも。

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店内はシックなウッド調。テーブル席だけでなくカウンター席もあります。一見すると吉祥寺っぽいオシャレカフェ。しかし!

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うさちゃんと戯れるためのお部屋が、ガラス扉で仕切られ堂々とした風格を醸しだしている!

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ハイテンションになったのでハイネケンを注文し(なんと、メニューにはアルコールもあるのです!)、飲もうとしたところ、

「お酒を飲まれた方はうさぎちゃんに触ることができません」

と店員さんから優しく伝えられた記者。意気消沈するも、掲げたビールをテーブルへと優雅に舞い戻しました。今回の目的は酒ではなくうさぎちゃんですからね!

うさぎちゃんのお部屋に入れるのは1組15分ずつ。すでに戯れている方の終了時間がくるまでメニューに目を通すことに。どうやらコーヒーが自慢で、厳選した豆をお店で挽いているのだとか! 半ばムリやり連れてきた友人がコーヒーを頼んだので一口もらったところ、フルーティで口当たりまろやか! 「コーヒーにはうるさいよ」系の喫茶店で出されてもおかしくないレベル!

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と、ここでついに、記者がうさぎちゃんと戯れる番に!

低いイスに座ると、ひざ掛けを渡されます。うさぎは突然おしっこをしてしまうことがあるので服が汚れないように、とのこと。なので、来店の際は白い服を避けた方がいいですよ! と店員さんにアドバイスを頂きました。

うさぎスタッフは6匹(そのうち1匹は「パパになるため一時帰宅中」とのことで会えず)。

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バニファライオン「ラン丸」くんと、

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ネザーランドドワーフ(ピーターラビットのモデルとして有名です!)の「チロ」くんと、

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ホーランドロップ「むぎ」くんと、

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ジャージーウーリー「こゆき」ちゃんと、

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バニファシルキーレッキスミニ「イチロウ」くん。

モフモフできるのは1人1匹のみとのことで、記者が選んだのは紅一点のこゆきちゃん!

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白くて長くてふわっふわの柔らかいご体毛!
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癒しは考えるものじゃねぇ! 感じるものだ! そう、私(記者)は今、身体で癒しを感じている!! もふもふ最高ーーーーー!!!!
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などと悦に入っていたら、逃げられちゃいました。

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しかし、部屋の中を動き回るうさちゃんを見ているだけでも充分に癒されます!

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と、ここで、時間終了。手を洗い、外に出ます。次に待っている人がいなければ時間を延長することも可能です!

うさぎ好きが高じてカフェをオープンするに至ったという、店長の川村さん。

「女性ひとりのお客さま、男性ひとりのお客さま、家族連れやカップルのお客さまなど、多くの方にお越しいただいています。うさぎ好きな人はもちろん、お酒やおつまみ、カフェメニューにも力を入れているので、色んな方に利用していただきたいですね。そして、笑顔になって帰ってもらえたら嬉しいです」

とのこと。いやいや、笑顔にならない人なんていませんって!!

『カフェ・ミニヨン』は今年の5月24日にオープンしたばかり。まだまだ穴場なので、行くなら今ですよー!(余談ですが、「うさぎは寂しいと死んじゃう」は嘘とのことです)

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……ところで。記者が部屋から出て席に戻ったら、卓上には頼んだ覚えのないビールとほぼ完食状態のおつまみ(たぶんソーセージの盛り合わせ)が。「君を待っている間ヒマだったから飲んでた。いいねーここ。今度ひとりで食事しにくるわ」と、友人。うさぎに興味なくても満足していただけたようで良かったのですが、なぜ「また一緒にこよう」ではなく、わざわざ「ひとりでくる」とおっしゃったのか、記者には分かりませんでした。(※たぶん嫌われている)

■ショップデータ
店名:カフェ・ミニヨン(café mignon)
住所:東京都武蔵野市吉祥寺南町1-11-2 もみじビル3F
電話番号:0422-26-7972
営業時間:11:00−20:00
公式サイト:カフェ・ミニヨン

取材・執筆・撮影=シマヅ(c)Pouch

▼以下、うさぎちゃん写真館。チロくん。
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▼こゆきちゃん。
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