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ふだん朝食を食べにお店に出掛けることって、あんまりないですよね? でも、とあるカフェに朝だけ、それも、オープンからわずか10分の間にお店に出向いていないと食べられない、超時間限定のパンケーキがあるというんです。

さらには、普通のパンケーキとは一風違った特徴があるというから、もう食べてみたくってウズウズ……! いてもたってもいられなくって、足を運んでまいりました!

【和菓子屋さんのパンケーキとは……?】

今回訪れたのは、上野にある老舗の和菓子屋「うさぎや」がプロデュースした「うさぎやカフェ」。

朝9時から9時10分までに来店した人だけに提供される「うさパンケーキ」(650円)というメニューがあるんです。ネーミングもかわいすぎっ!
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記者が9時数分前に到着した時点で、6人ほどが開店を待っていましたが、もちろん全員がうさパンケーキ目当て。注文するとほどなく、一人ひとりの席にバターと餡をのせたトレーが運ばれてきます。
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【ほかほかのどら焼きの皮が登場】

「パンケーキはどこ?」と思っていたら、木箱を抱えたお店の方が外から登場。そして、木箱の中から現れたのは、ホカホカのパンケーキ……というか、厳密にはどら焼きの皮!

そう、「うさぎや」で作っている出来立ての温かいどら焼きの皮がいただけるんです!
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冷めないうちにバターを塗って、二つ折りにしてパクリ。このお店では、ノースプレインファームの発酵バターを使っているとのこと。

バターがジュワーっとしみた、ふわふわもっちりの皮のおいしさと言ったらもう、たまらない! 何もつけずに食べてもほんのり甘く、そこにバターの塩気が加わると、さらに芳醇な味わいになるのです。
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【同店こだわりの餡も美味!】

また、十勝産小豆を使ったという同店こだわりの餡は、つややかでさらりとした舌触り。ホカホカの皮にのせていただくと、見た目はどら焼きと同じでも、味わいはもっと軽やかで全く別もの。どら焼きにして2つ分を食べてもお腹にもたれることもありません。

ただし、うっかりしていると、とろみのある餡や溶けだしたバターがポタリと落ちてくるので、気を付けてくださいね。

おいしい朝食で1日がスタートできると、それだけで充実した気分になれるというもの。うさパンケーキをいただくために、上野までお出かけする価値アリですよ~!

参照元:うさぎやCAFE
画像・執筆=沢野ゆうこ(c)Pouch