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漫画界の巨匠、手塚治虫さんの作品を幾つか読んでいる方であればおわかりいただけると思うのですが、彼が描く女性って、どこかエロティックで魅惑的なんですよねぇ。女性から見ても、ドキドキしちゃうっていうか。

本日ご紹介するのは、手塚作品の妖しく艶かしい美女たちを愛でることができる展覧会、「手塚治虫の美女画展」。

展示初公開となる作品も含めた裸婦イラストおよび原画・複製原画17点が、11月3日から9日までの7日間、東京・吉祥寺「GALLERY KAI(ギャラリーカイ)」に集結します。

【エロティックな名作が数多あることでも知られる手塚作品】

「鉄腕アトム」「火の鳥」「ブラックジャック」などの名作で知られる手塚さんですが、濃厚なエロスを感じさせる作品を数多く生み出していることでもまた、有名。近年では、娘である手塚るみ子さんが監修、エロティシズムを感じられる作品ばかりを集めたコミック「手塚治虫エロス1000ページ」(上・下巻)も出版されているほど、秀作がたくさんあるの。

【妖艶美女たちが勢ぞろい!】

今回展示されるのは、「奇子」「人間昆虫記」「I.L」「アポロの歌」「サロメの唇」ら手塚作品からの美女キャラクター画。さらには「マイフェアレディ」「冬女夏草」「人間昆虫記」の原画、描き下ろしイラストの数々。見目麗しい手塚作品の美女たちが一同に会するこんな機会は、めったにないはず、ですわよ!

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【ツイッターの声】

同展覧会の開催を知ったツイッターユーザーのみなさまも、次々反応を示している模様。

「コレ行きたーい!」
「これは……めっちゃヤバいな! これは!」
「美女画展のポスターの絵、すでに凄い〜」
「セレクトの濃さに唸らされます」
「人間昆虫記が大好きなので絶対に行きたいぞ」
「興味あるが、ご自身は色っぽい女性を描けないとコンプレックスお持ちだったハズでは」

……こんなにも色っぽい絵なをお描きになるのに、「色っぽい女性が描けない」だなんて……天才、恐るべし。

ちなみに同展覧会も手塚るみ子さんプロデュース、そりゃセレクトも濃くなるってなもんですわ。入場料金は「オリジナル美女しおり」特典付きで300円というリーズナブルさ、こりゃ手塚ファンならなんとしてでも行かなきゃソン、ですねっ。芸術の秋、手塚作品のヴィーナスたちに会うべく、吉祥寺へと足を運んでみてはいかがでしょうか。

参照元:GALLERY KAI コミックナタリー
執筆=田端あんじ (c)Pouch