屋根もあって、ドアや窓もある。横から見ると、一見「車」にすら見える乗り物「Virtue Pedalist」の正体は、なんと電動アシスト自転車。
米・サンディエゴの企業「Virtue Bike」が手掛けたこちらを縦から見ると、その異様な細さに驚きます。2015年にリリース予定、現段階ではプロトタイプとのことですが、なんとも目を惹く逸品ですよねぇ。
【タイヤが3つ付いてます】
動画サイトYouTubeに投稿されていた動画からわかる同品の特徴、それはまず第1に、タイヤが3つあるという点。しかも後ろではなく前に、2つのタイヤが付いています。おそらく、全体の重量が相当あることが予測されるので、安定感を求めた結果必然的にこうなったのでしょう。しかしそれにしても、あまり類を見ない、ユニークな形状でございます。
【スピードは7段階で調節可能】
そして第2に、スピードを7段階で調節できるという点。その詳細は明記されてはおりませんが、一体どの程度まで速く走れるのか、非常に気になるところです。なんてったって先ほども触れたように、コレ、明らかに重そうなんですもの。
【中の仕様にちょっぴりガッカリ!?】
さらに言及したいのは、ドアを開けたその中は、拍子抜けするほど簡素であるという点。ものすごく雑に説明すると、「かご付き3輪自転車を壁と屋根で囲んだ」だけ、といった風情なのですよ。その未来的なビジュアルとのギャップに、ちょっぴり面喰ってしまうのは私だけではないはず。
乗り心地などは、実際に乗ってみないことには判別しようがありませんが、雨の日は快適かも? しかしながら横の窓にはガラスがはめ込まれていないようなので、その点も、やはり乗ってみないことにはわからないのですが、ね。色々な意味で、今後の動向が気になる「Virtue Pedalist」なのでした。
参照元:Virtue Bike 、YouTube
執筆=田端あんじ (c)Pouch
▼正面から見ると極細!
▼外側はかっこいいんだけどねぇ……
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