無題
今や定番のキッチン家電となりつつある電気ケトル。手軽にお湯を沸かせるのが人気の理由だけど、カップにお湯を注いでみたら少し余っちゃった、ということが多くない? 

そんなムダをなくすべく、電子ケトルの進化形ともいえる斬新な湯沸し器がデンマークで開発中との情報をキャッチ。コレが北欧らしいシンプルなデザインで、とってもオシャレなのです!

一見しただけでは、何の道具かすら見当がつかない「Miito」なるプロダクト。どうやってお湯を沸かすのかと思いきや、水を入れたカップを台座に置き、その中に金属のスティックを入れるだけ! 

すると台座の電熱プレートがスティックを温め、その熱で水が沸くという仕組みなんだとか。なるほど、これなら余計なお湯を沸かさずにすむ、というわけなんですね~。
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【機能もデザインも魅力的!】

しかもマグカップ以外にも、ティーポットなどいろんな器に使え、お水だけでなく、コーヒーやスープを直接温めることもできるのです! コレってなかなかすごくない? 

ちなみに、お湯が湧けば自動的に待機モードになり、スティックを台座に戻せば電源がオフになるなど、機能面もいうことナシ。そしてなにより、一切の装飾をそぎ落とした、モダンでシャープなフォルムが魅力的ですよね。
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【実用化に期待高まる】

「Miito」を手がけたデザイナー、Nils ChudyさんとJasmina Graceさんは、ムダなエネルギーの消費を少しでもなくそうと、今回のプロダクトを企画したといいます。今のところは、試作品の段階で、実用化に向けて試行錯誤を重ねているところ。ちょっとお湯を沸かしたくなったら「スティックをポン♪」という日が来るのは、意外に近いかもしれませんよ!

参考元:Miito
執筆=沢野ゆうこ©Pouch