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一時期ちょっとしたブームになった「鶏白湯(トリパイタン)ラーメン」。鶏ガラや丸鶏を長い時間煮込んでスープをつくるラーメンで、豚骨スープのような獣臭さがなく、優しい味わいながらコクが深いというもの。コラーゲンも豊富で、男性だけでなく女性からも人気のラーメンです。

今回ご紹介するのは、そんな鶏白湯ラーメンを出すお店のなかでも、ひときわ異彩を放つお店「BeeHive(ビーハイブ)」。いま話題になっていると聞くやいなや、すかさず食べに行ってまいりました!

【ラーメン屋ではなくライブハウスのお店!】

六本木駅より歩くこと5分。無事に地図の指し示す場所に到着したものの、目の前にあるのは、ラーメン屋ではなくまさかの、ラ、ライブハウス!? 
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本当にここなのかと勇気を出して入店してみると、バーカウンターにビリヤード台などがある、まごうかたなきオシャレ系ライブハウス。カウンター以外にも大きなソファー、テーブル席などがあります。丁度良い明るさの照明と心地のよい音楽が流れ、とてもゆったりできます。……って、ラーメンを食べに来たんだけども! こんな大人スポットでちゃんとラーメンを食べられるの? なんて不安がわいてきます。
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【泡で真っ白なラーメン!】

でもちゃんとメニューに載ってる! ので、即注文です。それから数分後、待ちに待った「鶏白湯ラーメン」(800円)が登場! 

具は、水菜・白髪ねぎ・チャーシュー・メンマ・煮卵。その真ん中に白トリュフオイルをかけてあるとのこと。なんとも上品な見た目……!

しかし、スープ……その表面が全て泡! 具材も、盛られているというより、泡の中に埋もれている! はやく食べないと泡に沈んでしまいそう……! はい、早速いただいてみましょう!
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【新感覚にハマる! カプチーノのような鶏白湯ラーメンとは!?】

まずは気になる泡(スープ)から。レンゲを入れると「サクッ」と音を立てそうなほどしっかりしている泡。スープにすぐに溶けてしまうこともなく、見事な存在感が! そう、これはまるでカプチーノのようなスープ!
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一口いただいてみると……泡らしく、シュワっと溶ける食感が面白い! これは新しい感覚、思わずハマってしまいそう。

さらにすごいのは、ここに旨味が詰まっているということ! 想像以上に深い深いコクがある、しかし尖ったところのないまろやかな味わい。そして泡ゆえに、麺だけでなくメンマ・煮卵・チャーシューなどにもとてもよく絡み、その結果この極上鶏白湯スープをこれでもかというくらい堪能できるのです!

また、泡で覆っているがゆえ、スープがぜんぜん冷めない! いつまでもアツアツのまま楽しむことができるのです。いろいろとすごいんだな、泡……! 

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【こだわりの“泡”を作るために……!】

この斬新な泡スープですが、注文があるたびに毎回泡立て器でスープを泡立てているとのこと。きめ細かな泡を作ることは意外と難しく、泡が多すぎると盛りつける具がすぐに沈んでしまうため微妙な量を調整するのが大変なんだそう。
泡
そんな泡にこだわりまくった極上の鶏白湯ラーメンを食べるには! まず平日のランチタイムであれば確実に空いています、とのこと。でも夜については、ライブハウスなのでイベントの内容によって営業していない可能性もあるそうです! 確実に食べたい方は、お店に直接問い合わせてから行きましょう!
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【お店の情報】
店名:六本木 BeeHive
住所:東京都港区六本木7-11-10
TEL:03-5786-3868
営業時間:[昼] 平日11:30~15:00
[夜] ~23:00 ※イベントの内容により飲食店の営業が出来ない場合アリ。 
定休日:無

撮影・執筆=百村モモ (c) Pouch 

▼六本木の裏路地にあります!

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▼ちょっと勇気の必要な扉をあけてみると……

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▼カジュアルバーのような店内

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▼早速注文!

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▼白い! 泡泡泡しておる!

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▼写真撮影していたら、いつのまにか具が沈んでいる……

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▼居心地もいいのでゆったりと味わえました。

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