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東京・下北沢にある老舗ライブハウス「屋根裏」が、3月31日(火)をもって閉店することを公式サイトにて発表。下北沢の名所であり邦楽ロックの聖地……その終焉に、アーテイストはもちろん多くの音楽ファンから悲しみの声が寄せられています。

さかのぼること40年前の1975年、渋谷センター街と西武百貨店の間に登場したライブハウスが、「屋根裏」のルーツ。

以後、渋谷店が閉店する1986年までに、「THE BLUE HEARTS」「BARBEE BOYS」「レピッシュ」「RCサクセション」ら有名バンドを数多く輩出。下北沢に移転後は、「THEE MICHELLE GUN ELEPHANT」「ゆらゆら帝国」「神聖かまってちゃん」そして「Superfly」らを世に送り出しました。そんな老舗ライブハウスに、いったい何が……。

閉店の理由は “諸般の事情”

1月23日、公式サイトに掲載されたコメントによれば、閉店に至ったのは、「諸般の事情」であるとのこと。

「長きに渡り本当に多くの出演者の皆様、お客様、関係者の方々にご支持を頂きながらこのようなご報告をせねばならないこと、そして急なお知らせになってしまいましたことを深くお詫び申し上げます。同時にこれまでご厚恩賜りましたことを心より感謝申し上げます」

【ツイッターに寄せられた悲しみの声】

邦楽ロックを愛する音楽ファンならその名を知らぬ者はいない下北沢「屋根裏」が、オープンから29年目となる今年、幕を閉じる……。なんとも寂しく残念なニュースに、ツイッター上にも続々、コメントが寄せられている模様です。

「えーーー!!」
「なんだとお!」
「マジかー!! 故郷がひとつ消える気分……何ともいえないショック感」
「これは残念すぎる……」
「好きなハコなのになあ」
「東京に出てきて本当にお世話になったなー。たくさんの思い出があります。寂しい」
「かなしい」

また一方で、「神聖かまってちゃん」ボーカル・の子さんも、自身のツイッターにて「お疲れ様です!」とコメントを残しておられました。

【あなたもきっと知っている “屋根裏出身アーティスト” がいるはず】

冒頭でも述べたとおり、多くの有名バンドを輩出してきた「屋根裏」。邦楽ロックをほとんど聴かないというあなたでも、きっとこの中に知っているアーテイストがいるはず。個人的には、「Superfly」も出身アーティストだったということが意外でした!

記者は「THE MICHELLE GUN ELEPHANT」「ゆらゆら帝国」を高校生の頃に好んで聴いていたため、この場所はいわば聖地のような場所だったのよね。だから、本当に本当に、このニュースは寂しい……。下北沢らしい場所がまたひとつ無くなってしまうその前に、あなたも同所へと足を運んでみてはいかがでしょうか。

参照元:ライブハウス下北沢屋根裏オフィシャルサイト
執筆=田端あんじ (c)Pouch

▼志帆さんのパワフルな歌声を間近で体感できた人はラッキーだったね