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土佐信道(とさ のぶみち)さんプロデュースによる、中小電機メーカーを模した芸術ユニット「明和電機」。

作品制作・音楽活動・舞台パフォーマンス・タレント活動と多岐に渡る同ユニットが、2013年にファッションブランドをも立ち上げていたことを、みなさんはご存知でしたでしょうか。

その名もMeewee Dinkee(ミーウェーディンキー)、 “アートからファッションへ” をコンセプトに、芸術性が高く強烈にマニアックなラインを、次々発表。知る人ぞ知る同ブランドが、なんと2015年秋冬コレクションにおいて、漫画家・丸尾末広さんと初コラボレーションするらしいの! 

【レトロ・耽美・アングラ……妖しくも美しき丸尾末広の世界】

丸尾さんと言えば、代表作「少女椿」はじめ、夢野久作さんや江戸川乱歩さんといった幻想・怪奇的作風を得意とする作家を彷彿とさせる世界観が特徴。昭和レトロかつ、そこはかとなく耽美、そしてグロテスク。世界中にファンがいることでも知られる彼のイラストレーションは、エログロナンセンスやアングラな世界観がお好きな方には、必ずやハマるであろう作品ばかり。

【昭和×ゴス風味なワンピースが素敵です】

そんな両者がタッグを組んだ第1弾ビジュアルが、現在、明和電機公式ツイッターにて公開されています。「ちょっぴりゴス風味な昭和の乙女」といったそのビジュアルはまさに期待どおり、いや、期待の遥か上!

【西部渋谷店では、展覧会も開催されるんだって!】

また5月1日(金)から5月10日(日)には、丸尾さんはじめ、さまざまなジャンルの職人的アーティストが参加する明和電機プロデュースの展覧会「Mise Mono Go! Yeahhh!!! ミセ モノ ゴー!イエー!展」が、東京・西武渋谷店で開催される模様です。

【奇妙かつミステリアスな展示作品群にわくわくっ♪】

明和電機による奇妙なナンセンス・マシーンに、丸尾さんによる美しきイラストレーション。さらには特殊メイクアーティスト・JIROさんのリアルでトリッキーなSFX造形に、三つ目系POPアーティスト・ARUTA SOUPのキュートなモンスター、そして映画監督・TORICOのガーリーなミステリールーム……。「見せる(=ミセ)、もの(=モノ)、行く(=ゴー)」をイメージしたというタイトルはもちろん、その名から自然と想像してしまう「見世物小屋」のようなイメージが、たまりませんね……!

【ちょっとだけ怖い、でも覗いてみたい】

注目のアーティストたちが勢ぞろい、やや怖い、けれどもドキドキわくわくが止まらないっ。ここでしか味わうことのできない体験をしに、会期中はぜひ、同展へと足を運んでみてはいかがでしょうか。

参照元: 西部渋谷店 明和電機ツイッター
執筆=田端あんじ (c)Pouch

▼これぞ「丸尾末広」ワールド!な「Meewee Dinkee」ビジュアル