「おむすびころりん」などの昔話にもでてくる「おにぎり」は、日本の国民食といっても過言ではないほど、日本人の生活の中に浸透していますよね。
お弁当にはもちろん最適。ちょっと小腹が減ったときなどにお皿もお箸も使わずに簡単に食べられ、満足感もある。そしてなにより、飽きない。「おにぎり」って本当に偉大だなとつくづく思います。
本日は、そんな「おにぎり」についてもっと知るべく、株式会社クレハが20代から60代の女性400人を対象に行った「おにぎり」に関する調査の一部をご紹介します。
【「おにぎり」は好き?嫌い?】
まず「おにぎり」を食べることが好きな人の割合についての調査では、「とても好き」「やや好き」と答えた人が全体の83.5%を占めていることが分かりました。一方、「やや嫌い」「とても嫌い」と答えた人は全体に0.8%にとどまっており、40代以上にいたっては「嫌い」と完全に拒絶した人は0%という結果となりました。確かに記者(私)の周囲でも「おにぎり」が嫌い、という人は見たことがありません。
【好きな具の1位は鮭】
好きな「おにぎり」の具についての調査1位にランクインしたのは「鮭」でした。コンビニの「おにぎり」コーナーで鮭を具とした「おにぎり」の種類がとても豊富なのは、やはり人気ナンバーワンだからなのですね。また2位は梅干し、3位は明太子という結果となりました。
年代別に見ると、20代ではツナが2位にランクインされていたものの、50代60代の女性では最下位。これは、おにぎりにツナを入れる、というブームが1980年代に起こったことと関係があるのかもしれません。
【ラップを使って握る人が半数】
「おにぎり」の握り方についての調査では、ほぼ毎回ラップを使って握ると回答した人が49.9%にものぼっています。恐らく昔は素手を濡らして握る人が多かったのだと思われますが、衛生面の観点から、最近ではラップを使って握る人が増えているようです。
ちなみに記者(私)もラップを使って握りますが、「おにぎり」の衛生というよりも、手にご飯粒が付かず握りやすいことが主な理由です。ラップで握れば、握ってそのまま置いておいてもご飯が乾燥しないので楽チンですからね。
【「おにぎらず」って何?】
ちなみにみなさん、最近話題になっている「おにぎらず」については知っていますか?
ラップの上に大きめの海苔を置いて、海苔の中央付近にご飯と具を、ご飯でサンドイッチするように置き、それを海苔でラッピングするように包んで作ります。そしてこれを包丁で半分に切って、サンドイッチのように並べると見た目にもキレイなお弁当が出来上がるよう。これだと「おにぎり」の形を上手に整えられない人でも見栄えよく作れるし具もたくさん入れられると、人気が出ているんですって。
とはいえ、この「おにぎらず」の認知度についての調査を行ったところ、全く知らないという人が50%にも達しました。スタンダードな食べ物として普及するまでには、まだ少し時間がかかりそうです。
小さな子からお年寄りまで、日本中の人に愛されている「おにぎり」。記者はお肉やチーズを入れたりするのも大好きです。ご飯って本当に何にでも合いますから、意外な具でも「おにぎり」にできちゃったりします。この行楽シーズン、みなさんも新しい「おにぎり」や「おにぎらず」作りに挑戦してみませんか?
参照元=PRTIMES
執筆=南野バンビ (c)Pouch
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