子供たちはもちろん、 “かつて子供であった” 全大人の夢をも見事にぶっ壊す悲しいニュースが、北欧フィンランドより飛び込んでまいりました。
「AFPBB News」によれば、なんとなんと、「サンタクロースが破産してしまった」というのです! プレゼントを無償で配っていればそりゃ赤字だろうけど、でも……!
【税金を滞納→破産申し立て】
税金およそ2800万円以上を滞納、税務署によって裁判所に破産申し立てが行われたのは、ヤルモ・カリニエミ(Jarmo Kariniemi)氏率いる「ディアノルディア(Dianordia)」社が運営する、「サンタクロースオフィス(Santa Claus Office)」。
【フィンランド「サンタクロース村」にある施設の1つ】
フィンランド公認のサンタがいることで有名、「サンタクロースに会いたい!」と願う子供たちが世界中から集まる観光施設であるこちらは、フィンランド北部・ラップランド地方ロヴァニエミ「サンタクロース村」にある施設の1つです。
【ロシアからの観光客が激減したことが主因】
同施設がこのような事態に陥ったのは、世界的な景気の後退によってヨーロッパ各国、そしてとりわけロシアからの観光客が激減したことが大きな原因のようですが、それにしてもショック……。いくらサンタさんといえども、やっぱり経済難には太刀打ちできなかったのね……。
【ツイッターの声】
なんとも複雑な気持ちに襲われるこのニュースに、ツイッターユーザーのみなさまも続々反応を示している模様。
「サンタさんが破産しちゃった」
「夢が壊れるなぁ」
「なんと世知辛い世の中であろうか……」
「サンタ業は楽かと思ってた」
「今年からはプレゼントねぇぞ!!」
「サンタ破産とは今年のクリスマスは一体誰が配るのか」
「当たり前と言えば当たり前やけども……まずもってサンタさんにも税金が課されていたということから夢がなさすぎる話題」
「恵まれないサンタさんに子供達からプレゼントをあげれば……」
「サンタが税金滞納して破産するこのご時世」
なお同サイトによれば、「まだ1週間はサンタに仕事を続けさせることが可能」であると、カリニエミ氏は語っているのだそう。上記にもあるけれど、サンタさんが破産だなんて……ホント、世知辛い世の中になったものですねぇ……。
参照元:AFPBB News 、Santa Claus Office 、Santa Claus Office Facebook
執筆=田端あんじ (c)Pouch
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