カナダ・ニューファンドランド・ラブラドール州セント・ジョンズにある、一軒の家。

家と庭を囲むように積まれた真っ白な雪の上に書かれていたのは、サンタさんへのお手紙。カナダの「CBC News」公式ツイッターが撮影した映像には、1人の少女の切実な願いがしっかりと映し出されていました。

さてみなさん、少女はどんなお願いをしていたと思います? ぬいぐるみ? それともニンテンドー スイッチ?

いえいえ、その程度なら、まだよかったのですが……。とにもかくにも、まずは「 お手紙」の内容をご覧になってみてほしいんです。

【「サンタさん、お兄ちゃんを連れてってください」】

「サンタさん、ここで止まって。プレゼントを置いていって。そしてお兄ちゃんは連れていっちゃって」

雪の上の真っ赤な文字と、「BROTHER(お兄ちゃん)」の部分だけやたら大きく強調して書いているところに、強い信念が読み取れます。プレゼントを置いていくのはまあいいとして、サンタさんは最後に書かれているお願いを、はたして叶えてくれるのかな!?

【お兄ちゃんへの恨み(?)が読み取れます】

実はメッセージにはまだ続きがありまして、それは「サンタさん、私は努力したわ。でもやっぱりお兄ちゃんは最悪」というもの(笑)。

「CBC News」によると、メッセージを書いたのは9歳の少女ジェニファー・マーフィー(Jennifer Murphy)ちゃん。母親のジョーン・アン(Jo-Ann)さんと雪遊びをしている最中に、このアイディアを思いついたらしいんです。

【クリスマスの夜は気をつけたほうがいいかも?】

ちなみに、ジェニファーちゃんが「サンタさんに連れてってもらいたい」と切に願うお兄ちゃんの名前はライアン(Ryan)くんで、年齢は13歳とのこと。

ジョーンさんいわく「ライアンくんは動揺することもなく、笑っていた」とのことですが、もしサンタさんが願いを聞き入れたとしたら……? ひょっとしたらクリスマス当日、笑えない事態が発生するかもしれませんね!?

参照元:Twitter @CBCNLCBC News
執筆=田端あんじ (c)Pouch

▼これを読むべきは、サンタさんじゃなくてお兄ちゃんのほうかもねぇ…