トラといえば、獰猛(どうもう)な動物。言うまでもなく肉食獣なわけですが、このたびロシアのサファリパークで予想外なできごとが起こり、話題となっています。
何があったかというと、「トラに生きたヤギを餌として与えたら親友になってしまった件」ということらしいんですが……何このラノベのタイトルのような事案は! トラもヤギもお互い見つめ合っちゃって……おいおいなんだよ、可愛いな!!
【エサとして与えたつもりだったのに……】
ロシアの「プリモルスキー サファリパーク」で飼育されている一頭のアムールトラ。通常、肉食性のアムールトラのエサとなるのはシカやイノシシ、ヒグマといった大型の動物。ですのでパーク側もエサとして、ティムールという名のヤギを1匹与えたらしいのですが……。
アムールトラは、エサとして食べるのではなく「ヤギと友達になる」という超絶予想外な展開に! この数日間、雪の中で2匹が一緒に仲良く遊ぶ姿が見られているんだそう。
【食うものと食われるものがはぐくむ友情】
今ではアムールトラをリーダーのように慕い、いつも彼の跡をついているというティムール。食うものと食われるものが意気投合し友情をはぐくむというのは『あらしのよるに』という絵本を連想させられますが、そんなお話が実際にも起こりうるとは! 事実は小説よりも奇なり、とはまさにこのことかも。
アムールトラとティムールの関係は、今後どのようになっていくのでしょうか? 続報があればまたお伝えしたいと思います。
参照元:Pirmorsky safari park、CBC News、Global NEWS、YouTube(safaripark25.TV)
執筆=鷺ノ宮やよい (c) Pouch
▼【動画】トラに生きたヤギを餌として与えたら親友になってしまった
コメントをどうぞ