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最新映画『スター・ウォーズ エピソード7 / フォースの覚醒』が、いよいよ12月18日(金)に全世界同時公開されます。

これにちなみ、今年は数多くの『スター・ウォーズ』グッズおよびイベントが登場。 “スター・ウォーズイヤー” と化していたわけなのですが……さて、みなさんは覚えていらっしゃるでしょうか? 登場人物がすべて “親指” の同作パロディー短編映画、『親指ウォーズ(Thumb Wars)』のことを。

【エピソード4を元に作られたパロディー映画です】

スティーヴ・オーデカークさんが監督・脚本を務めた同作は、1999年にアメリカで公開、翌年には、ここ日本でも劇場公開された “迷作” です。

元となっているのは、主に『スター・ウォーズ エピソード4 / 新たなる希望』。終盤には『スター・ウォーズ エピソード5 / 帝国の逆襲』のシーンも登場するので、ファンにはたまらないストーリー展開に。

ただし、登場キャラクターは、原作とはかなり異なります

【登場人物はほとんど「親指」】

親指に服を着せ、顔はCG。ヨーダは、パペット人形。ジャバ・ザ・ハットにいたっては、なんとアゴ

【名前も、なんか変】

宇宙船や戦闘機など、出てくるものがいちいち親指にちなんだフォルムをしている点。

さらには登場人物の名前を、「アホヤ姫(レイア姫)」「ローク・グラウンドランナー(ルーク・スカイウォーカー)」「バカ・バッカー(チュー・バッカ)」といった具合に、原作とやや変えている点など、とにもかくにもツッコミどころ満載なのよね。

【おかしなところをいくつかご紹介】

・ライトセーバーは、なぜか頭の上(爪)から生える。
・たまに誰かの腕が見切れる。
・支払い方法が「クスクスギャラ払い」。
・地面に寝ころびアホヤ姫のスカートをのぞくロークと、ウビ=ドゥビ・ベノービ(オビ=ワン・ケノービ)。
・マスターパペット(ヨーダ)の頭の髪が黒く、なおかつバーコードっぽいので、日本人のおっさんにしか見えない。
・ダーク・ベイダー(ダース・ベイダー)は、実はロークの “ママ” (終盤のシーンにご注目)。
・全編、超~くだらないのに、戦闘シーンなどCGはド迫力。

【親指パロディー、シリーズ化されてます】

いくつか同作の特徴を挙げてみましたが……ね? 独創的な作品ってことだけは、伝わるでしょう? ちなみにオーデカーク監督、『タイタニック』のパロディー『親指タイタニック』など、親指をキャストに揃え、数多くの迷作を世に生み出しております。

無駄に高いクオリティーに、グッとくる。『親指ウォーズ』をご存じの方はもちろん、そうでない方も、『スター・ウォーズ』最新作公開を機にぜひ、ご覧になってみてね!

参照元:YouTube
執筆=田端あんじ (c)Pouch

▼バカ・バッカー(チュー・バッカ)の顔が怖い