クリスマスといえばジンジャーブレッドハウス。ジンジャーブレッドで作ったミニチュアの一軒家をチョコやマシュマロ、マジパンなどで飾り付けするのは海外のクリスマスの風物詩ともいえます。

そんなジンジャーブレッドハウスが、もし実物大であったとしたら……?

今回ご紹介するのは、アメリカのあるアーティストがInstagramに投稿した画像。自分の両親が住んでいる家をDIYしてジンジャーブレッドハウスにしちゃったのですが、これがおとぎ話に出てくるようなファンタジー感あふれるおうちに仕上がっているんです!

【どんなふうに作ったの?】


両親が住む一軒家を改造して実物大のジンジャーブレッドハウスを作ったのは、ロサンゼルスを拠点に活動するアーティスト、クリスティン・マックコーネルさん。

もともと緑色の外壁や赤い屋根があったところに、板をくり抜きペンキで塗装して作ったジンジャーマンクッキーやキャンディケインを飾りつけていきます。そうしてできあがったおうちは……もうどこからどう見ても立派なお菓子の家!!

【ヘンゼルとグレーテルも登場】

フォトグラファーでもあるクリスティンさんはこの家を使って幻想的な写真も撮影。ペパーミント(という設定)の芝生に生えているペロペロキャンディをひざまずいて見ている男の子。そのそばにはバスケットを持って家のほうへと歩いている女の子。そう、これはおとぎ話のヘンゼルとグレーテルの世界!

ふたりの前方には家の入口にたたずむひとりの女性。「ヘンゼルとグレーテル」に出てくる魔女というとおばあさんを想像しますが、クリスティンさんが思い描いたのは、白いロングドレスを着た黒髪の美しい女性。そして2階の窓をよーく見ると、窓に両手をついて何かを訴えているかのような女の子を発見! 

ちょっとダークでいろいろなイマジネーションをかきたててくれる写真がこれまた素敵です。

【来年も期待!】

実はクリスティンさん、ハロウィンのときにもこの家を奇妙なモンスターハウスに改造しているんです! イベントに合わせて見た目が変わる不思議な家……近所ではそんな目で見られていたりして!? 来年のハロウィンやクリスマスにはどんなデコレーションをほどこしてくれるのか要注目ですね!

参照元:Instagram(christinehmcconnell)
執筆=鷺ノ宮やよい (c) Pouch