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もし猫を飼っているのなら、仕事や学校に遅刻するなんてことはほぼない! と言っても過言ではないかもしれません。というよりも、起きなくてはいけない時間よりず〜っと早く起きなくちゃいけないことのほうが圧倒的に多い、気がします。

それは、「猫が可愛いので早起きして楽しい時間を過ごす」という意味ではなく、猫にあの手この手を使われて起こされるから。

今回はそんな「猫が人間を起こす5つの方法」を、ロシアのイラストレーター・Landyshさんのほっこりなイラストとともに振り返ってみたいと思います!

【方法1:「ニャー」で起こす】

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「鳴いて起こす」というのは、どうやら猫的には最もポピュラーかつ、人間の起こしかたの第1段階。王道だからこそ、猫の性格次第で天国にも地獄にもなります。

優しく儚げに耳元で「ニャ」と囁かれるほうが逆に起きてしまうという話を聞くと、猫の作戦勝ちだよなとついニヤニヤしてしまいますが、猫によってはアラームよりも大音量で大騒ぎする場合も。

【方法2:サワサワ攻撃】

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猫のしっぽは人間を起こすためのツールなのでは! と思ってしまうほど効果的な起こしかたがこれ。しっぽでサワサワされて起こされる方法です。一見、これなら寝てられるとお思いでしょうが、いわゆる「くすぐり攻撃」なので、絶対に起きてしまいます。

運良く起きなかったとしても、夢にはそれはそれはすごい毛虫が出てきます。もう少し位置がずれて、アスをホールインワンされる前に起きましょう。

【方法3:飛び出た足で爪をとぐ】

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寝ているときに肌が露出した足が、布団から飛び出ちゃっている状態。これ、体はあったかいのに足だけ冷え冷えしてて気持ちいいのですが、猫がいる家では「自殺行為」です。

ほんの少し布団からはみ出ている状態でも、猫たちはすぐに発見し、爪やら口やらで攻撃しはじめます。枕の下に差し込んでいる腕も同様に攻撃してきます。

【方法4:飼い主にライドオン】

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ぜひ我が家の猫とちゃんと話し合いたいと思っているのが、どうしてあんな無遠慮に人の上を通過するかという問題。

私は毛布の一部として認識されているのでしょうか。こんなにお世話して、愛しているのに! と思いたくなるのが「上に乗る作戦」。じっとしてくれるのならまだ許せるけど、動く動く。人の上でお散歩しないでくださーい!

【最終奥義:貴様を高飛びのマットレス代わりにしてやろうか】

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以上の4つの起こしかたでも、飼い主が起きない場合、多くの猫たちが最終奥義として実行するのがこちら。これは本当にダメージが大きい。高いところから人間の上に飛び降りてくる、という方法です。

残念ながら記者(私)はまだ1度も経験したことがないのですが、どう考えてもやばい。高飛びのマットレス代わりにされて起きない人間はいないと思います。

【朝4時から何をすれば】

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猫たちが私たちを早朝から叩き起こすのは、多くの場合は「お腹が空いた」とき。これならばこちらにも責任はあるかもしれませんが、ごはんも入っている、トイレも綺麗、お水もあるのに起こされることもありますよね。

そして、しぶしぶ起き上がった途端、満足そうに寝ようとする猫。あのさ、うちはシフト制じゃないよって教えてあげたいです。いったい朝の3時や4時から何をしてればいいのでしょうか? 早朝のパトロール? ああ、もう。可愛いけど、大迷惑。

でもやっぱり可愛いので許しちゃうんだよねぇ!

参照元:Lingvistov
Images: Lingvistov, used with permission
執筆=黒猫葵 (c)Pouch