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日本人の誰もが知っている究極の時短飯、ねこまんま。地域によって「ご飯にみそ汁をかけたもの」だったり、「ご飯のうえにかつお節をのせて醤油をかけたもの」だったりと、その内容に違いはあるものの、簡単・ウマイは共通なのであります。

今回、そのねこまんまを進化させた「大人のねこまんま」なるものがある、との情報をキャッチ。その定義としては、

・火を使わない
・身近な余った食材で作れる
・のせるだけで完成する
・激ウマである

そんなごはんなのだそうな。

「それってねこまんまなの?」と思いつつも、とーっても気になっちゃったので、555種類ものレシピを紹介する本「おとなのねこまんま555」を購入。これを参考に、3種類の「大人のねこまんま」を作ってみました!

【まずは冷蔵庫と相談だ♪】

「おとなのねこまんま555」は、定番の「かつお節系」や「味噌汁系」のさまざまなバリエーションのほか、体を気づかうレシピの「健康編」、日本各地の味をねこまんまで堪能できる「ご当地編」など、本当に幅広い種類の「ねこまんま」を楽しめる本となっています。

なので、その日の気分にあわせつつ、冷蔵庫の中身と相談して作ることが可能。
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今回は、レシピ本を参考にしつつ、わたしの冷蔵庫で眠っていた酒のツマミたちで作ることにしました。
材料

【即、おかわり。イカ明太子とバターと大葉】

・作り方・
炊きたてのご飯の上に、大葉、イカ明太子、バターを乗せる

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イカ明太子にほどよく塩分があるので、醤油などは一切必要ありません。味のほうはというと、もうヘブン状態! イカ明太子の旨味とバターのコク、そしてアクセントの大葉が最高のコンビネーションを発揮して、もう箸が止まりませぬ! ごはんの上に具材を乗せただけなのに、この美味しさ……罪深いです。
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【寿司屋で出てもいい! 塩すじこと黄身】

・作り方・
炊きたてのご飯の上に、塩筋子、卵黄を乗せる

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塩すじこは旨味がぎゅっと濃縮されていて味が濃く、ちょっぴり塩気が強いのが特徴。ゆえに、黄身と相性は抜群。すじこの卵がじゅわ〜と弾けて黄身と絡み合い、ごはんと合わさった瞬間にエクスタシーに導かれてしまうのです。
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個人的には、「この軍艦巻きがあったらいいのにな」と心から思ったので、今現在お寿司屋さんにテレパシーを送っています。

【目を閉じれば表参道のカフェ飯 トマトスープの素とチーズ】

・作り方・
粉末状のトマトスープを若干水少なめにして作る
ごはんを入れて混ぜる(リゾットみたいにする)
チーズを乗せて、トースターで5分温める
あればパセリを散らして完成

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ごはんに味噌汁じゃなくてスープをかける! これも立派なねこまんま。

今回は酸味が強く、トマト感が濃厚なクノールの「完熟トマトまるごと1個分使ったポタージュ」を使いました。このスープにご飯を入れただけでも立派なトマトねこまんまとして完成するのですが、ここはチーズを乗せ、トースターで温めてみることに。
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するとチーズがとろ〜っと溶け出して、酸味の強いトマトに合う! 目を閉じれば、表参道のちょっとしたオシャレなカフェでトマトリゾットを食べている気分に♪ 本当は壊れかけのちゃぶ台の上で食べているのに 不・思・議★

以上3つのねこまんまをご紹介しました。ぶっちゃけ乗せるだけですぐできるものなので、皆さんもぜひ、いろいろな「大人のねこまんま」を作ってみてくださいませ!

参考:おとなのねこまんま555
撮影・執筆:百村モモ(c)Pouch

▼ごはんに合いそうなメンツを集めてみた!
材料
▼いか明太子+バター+大葉
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▼塩筋子+卵黄
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▼黄身を溶かした瞬間
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▼ユッケに見えるけど塩筋子だよ
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▼トマトスープ+チーズ(まずはスープを溶かし)
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▼ごはんを入れてリゾットに
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▼チーズを乗せてトースターで温める
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▼完成だ! (焦げてる部分ちょっとキタナイ)
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▼このレシピ本はめっちゃつかえるよ!
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