「私は彼らのような美しい動物たちに、畏敬の念を抱いています。象牙を奪うために人間が彼らを殺してしまうことのないよう、願ってやみません」
5月31日、このつぶやきをツイッターへ投下したのは、 “シュワちゃん” こと、俳優で元カリフォルニア州知事のアーノルド・シュワルツェネッガーさん。
これと一緒に野生の象をとらえた30秒映像も公開しているのですが……おやおや? 落ち着いたツイート内容とは裏腹に、象、めっちゃ追いかけてきてるし! 完全にロックオンしたのか、超、速いんですけども!
【来た来た来たーーー!!!】
シュワルツェネッガーさんのTwitterにアップされている動画を見てみると、始めは、ゆったりゆったり、マイペースで歩いていた象さん。
しかし、それから間もなくして、象さんは突如、方向転換。シュワルツェネッガーさん御一行の乗った車の方に向かって歩いてきます。みるみるうちに、車との距離が縮まってきたよおおお!!
【象って全力疾走するんだね】
危険を察知したドライバーが慌てて車を出したものの、その後も象さんは、ものすごい勢いで追いかけてきます。象というとどうしても、のんびりしたイメージが先行しがちですが、こんなふうに全力疾走もするのね。ヒヤヒヤしちゃうけど、貴重な映像よね。
【YouTubeに投稿された動画も必見】
またシュワルツェネッガーさんは、自身のインスタグラムおよびYouTubeチャンネルでも、このときの様子をとらえた映像を公開しています。
特に、54秒におよぶYouTube動画は、状況がよりわかりやすい内容。象は始め、シュワルツェネッガーさんたちが乗った車の前に通せんぼするように立ち、その後ゆっくり周囲を歩いた後に、追いかけてきた模様。
コメント欄に「我々のうち何人かはパンツを取り換えなければいけなかった(お漏らししたってこと!?)」とあるので、相当怖かったことだけは、事実のようですね。
【南アフリカ訪問中の出来事でした】
インスタグラムによれば、シュワルツェネッガーさんはこのとき南アフリカを訪問していたようで、ライオンとのツーショット写真や、故ネルソン・マンデラ元南アフリカ大統領の自宅を訪問している様子をとらえた写真も投稿しています。
背筋が凍る体験をしてもなお、「象たちを殺してはならない」「写真は撮っても、銃は撃つな」と発言しているシュワちゃん、マジリスペクト!
なぜ象さんが全力で追いかけてきたのか? その理由はわからないけれど、シュワちゃんはあなたに何もしないから、どうか次に訪問した時には追いかけないであげてね。
参照元:Twitter / Arnold、YouTube / Arnold Schwarzenegger、Instagram / Arnold Schwarzenegger
執筆=田端あんじ (c)Pouch
▼映画じゃないよ、現実だよ
I'm absolutely in awe of these beautiful animals, and I wish people would stop killing them for their ivory. pic.twitter.com/FYtO94aXU6
— Arnold (@Schwarzenegger) May 31, 2016
▼ライオンとのツーショットも相当な迫力!
https://www.instagram.com/p/BF4uBFnDcZH/
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