インドをはじめとする南アジア地域の女性が着用する民族衣装、サリーを身にまとい、長い棒を手に男性と互角に戦っている女性の年齢は、なんと76歳!
フェイスブックにその模様をとらえた動画を投稿していた「India Arising」によれば、サリー姿の女性の名前はMeenakshiammaさん。
インド・バタガラに暮らしているという彼女、男性とともに行っているのは「カラリパヤット(Kalaripayattu)」という、インドに古くから伝わる武術なんですって!
【「カラリパヤット」ってなあに?】
この「カラリパヤット」という武術を日本で学べるスタジオ、「CVNカラリスタジオジャパン」のウェブサイトによると、「カラリパヤット」は、一説には、空手や少林寺拳法のルーツとも言われているとのこと。
大きく分けて2つの流派があるらしく、流派によって、動きの質や訓練方法、武器術の種類や内容、使われる武器の形などが異なるのだそうです。
【カラリパヤット歴70年!】
海外サイト「Mashable」によると、彼女が「カラリパヤット」を学び始めたのは6歳のとき。現在はインドのケララ州で教室を開いており、生徒の数はなんと150人!
ちなみに受講料というかたちはとっておらず、代わりに “寄付” “贈り物”というかたちで報酬を受け取っているのだそうよ。
【生徒の1/3が女性なんだって】
また「Mashable」によれば、ビデオの中でMeenakshiammaさんの相手となっている男性は、彼女の年齢の半分ほどの年だというのだから、度肝を抜かれちゃう!
彼女のしなやかな身のこなしについ見入ってしまうこと、ウケアイの動画。教室で学ぶ生徒のおよそ1/3が女性であり、みんなMeenakshiammaさんに憧れて入学したというのも、この見事な技を見れば十分納得だわ!
参照元:Facebook、Mashable、CVNカラリスタジオジャパン
執筆=田端あんじ (c)Pouch
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