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Pouch で幾度となく熱く語らせていただいた、映画『マッドマックス 怒りのデス・ロード』。こちらのモノクロバージョン・ブルーレイが、2017年2月8日に日本で発売されることが決定したそうです。

『マッドマックス 怒りのデス・ロード』には実はモノクロバージョンが存在する。ジョージ・ミラー監督もかつてインタビューで「より本物らしく見える」「ベストバージョン」と語っていたものの、都合上DVDなどに収録することを断念せざるを得なかった……。

そういった噂を耳にしていた私的には、これは吉報以外のなにものでもないっ! ウワサでは日本未発売、海外でのみ発売と聞いていたけれど、日本にも上陸してくれるのね……嬉しすぎる! 絶対に買わなくてはーっ!

【新たな視点で向き合える!】

「ブラック&クローム エディション」と名付けられたモノクロバージョンのトレーラー映像がすでにYouTubeにて公開されているのですが、これがかっこいいのなんの。

想像を超えるクールさ、カラーでは感じられなかった新たな魅力が詰まっていて、別の映画を観ているかのような気持ちで鑑賞することができる予感♪

【モノクロバージョンは監督のお気に入り】

「私は『マッドマックス』のモノクロ版の公開を夢見ていた」
「色の情報が少ないことでわかりづらくなったシーンもあるが、全体的には1番いいバージョン」

トレーラー映像の中でこのように語るミラー監督。

「『マッドマックス』はモノクロがベスト」と感じた瞬間は1981年に制作された『マッドマックス2』の白黒コピーを目にした時なのだそうで、監督曰く「白黒で見ることによって映像はもっと抽象的になる」「色の情報が少ないことでなぜか魅力的に見える」とのこと。

公式パンフレットが全編セピアとモノクロカラーに統一されていたのは、こういった意図があったから、なのかしら……?

【観れば納得の美しさ】

映像を観ればたしかにそのとおりで、個人的には『マッドマックス2』モノクロバージョンの “しっくり感” にびっくり、目の覚める思いがしました。生々しすぎず、シーンのひとつひとつが持つ魅力がより際立って観えた、とでもいいましょうか……。

【過去作品を知らないあなたはぜひ「ハイオクコレクション」をご覧あれ】

作品に新たな気持ちで向き合えるブルーレイ『マッドマックス 怒りのデス・ロード <ブラック&クローム>エディション(2枚組)』の値段は、初回限定生産で3990円とのこと。

また『マッドマックス』シリーズ全作品とドキュメンタリーを収録したDVDが付いたブルーレイボックス『マッドマックス <ハイオク>コレクション(8枚組)』(9990円/初回限定生産)も同日発売されるそうなので、ファンはもちろん、観たことがない方もぜひチェックしてみてください。

ちなみに「ハイオクコレクション」でモノクロなのは『マッドマックス 怒りのデス・ロード』のみとなっているので、その点、お間違えのないように!

【できることなら映画館で観たかった!!】

映画が公開されたのは2015年とやや前だけれど、まだまだ『マッドマックス 怒りのデス・ロード』旋風は収まらないっ。ぜいたくを言うなら映画館の大スクリーンでモノクロ映像を味わいたいところだけれど……とりあえずはお家で「ウィットネーーース!」しましょ♪

参照元:YouTube
画像=(C) 2015 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED
(C) 2016 WARNER BROS. ENT. ALL RIGHTS RESERVED
執筆=田端あんじ (c)Pouch

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