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体調管理と言われても、なかなか万全にするのは難しい冬の時期。いつごろ風邪が流行りそうかわかればいいのになぁ……。

そんなときのために(?)このたび、日本気象協会が開発したのは、風邪が流行りやすい気象条件となる時期を予想した「風邪ひき前線」。すでに天気予報専門サイト「tenki.jp(てんきじぇーぴー)」内で公開されています。

【今シーズンの風邪ひき前線は?】

今シーズンの「風邪ひき前線」は、11月下旬に北海道、12月上旬には東北地方に到達しています。12月に入って乾燥している太平洋側から湿っている日本海側に向かい、12月中旬ごろから関東、東海、四国地方に、年末に北陸、山陰地方に前線が達する見込みだそう。その後、九州地方には12月下旬から1月にかけて、沖縄地方には1月下旬に風邪が流行りやすい気象条件の前線が到達すると見られています。

12月20日頃に風邪ひき前線到達と予想されている関東、東海、四国地方の人は、クリスマスや年末年始の繁忙期に風邪をひかないように注意したほうがよさそうですね。

【どうやって算出しているの?】

ちなみに、風邪が流行りやすい気象条件は、医薬品などの製造・販売を手がける大木製薬株式会社のデータを参考に、日本気象協会が所有する過去の気象データ(気温や湿度など)を分析して算出しているらしいです。

製薬会社と日本気象協会とのタッグ……これは期待できそう! 図が見やすく、自分が住む地域に風邪ひき前線が到達する時期がひと目でわかるところもありがたい。

【前線が到達する時期は特に予防を念入りに】

風邪はひいたあとの対策も大事ですが、かからないための予防が第一! 皆さんも「風邪ひき前線」を参考に、手洗い・うがいをしっかりする、暖かくして過ごすなどしてくださいね。

参照元:日本気象協会 [ニュースリリース tenki.jp Twitter]
執筆=鷺ノ宮やよい (c)Pouch

▼皆さんが住む地域にはいつごろ「風邪ひき前線」が到達しそう?