突然ですが、質問です。子供の頃から今現在まで、ず~っと変わらず苦手な食べ物がありますか? 

「子供の頃は食べられなかったのに、大人になったら好きになった」という話はよく聞きますし、わたしも実際にそういった食べ物がいくつかあるけれど……「いくら年を取ろうがこれだけは無理!」と敬遠してしまう食べ物があるという方は、きっと少なくないと思うのです。

アンケートサイト「みんなの声」による調査「子どもの頃から変わらず苦手な食べ物ある?」で、投票数6035票のなかで総合1位を獲得したのは「レバー」(1229票)。全体の2割に当たる人々が、子供のころからレバーを苦手としていることが判明しました。

【みんなコレ残してたわ~!】

続く2位は「豆ごはん(グリンピースごはん)」(658票)、3位は「納豆」(629票)と、いずれも納得の顔ぶれ。そういえばこの上位3つは、給食のとき残している子が結構いたっけ。みなさんの周りにも1人や2人や3人、いたんじゃないかしら?

なお、実質的な1位は2174票を獲得した「その他」。実に3〜4割もの人が「その他」と回答しておりまして、苦手な食べ物は人によってさまざまであることがよくわかる結果となりました。

【あんなに苦手だったグリンピースが食べられるようになりました】

上位3つのなかで、わたしは2位の「豆ごはん」が苦手でしたね。豆ごはんというか、グリンピース自体が持つ、ややクセのある味や香りが得意ではなくて、息を止めて食べたりしていました。

だけど大人になったらまったくもって平気になって進んで食べるようになったし、あれほど苦手だった梅干しも、今ではだ~い好き! いやはや、人は変わるものです。

【ネギと玉ねぎだけは今でも苦手です…】

しかし、いくら克服しようと試みてもそれが叶わなかった食材もあります。それはネギと玉ねぎで、特に生の状態は手で触れることすら体が拒絶してしまうほど。

というのもわたしは、ネギとたまねぎを切る際にムワンと立ち上るあの独特なニオイが大の苦手で、手についたニオイでも気分が悪くなってしまうんですよ……。しかし不思議なことに、たっぷりじっくり炒めて “旨味成分” と化したネギや玉ねぎならばむしろ好きだから、我ながらメンドクサイ。

みなさんの中にもこういった、好き嫌いにおけるビミョーな線引きがある、という方がいらっしゃるのではないでしょうか。……え? いないの? わたしだけ!?

【好き嫌いを克服する方法→「上京すること」!?】

ちなみに Pouch 編集部の20代女子スタッフにも話を聞いてみたところ、「小さなころは好き嫌いがめちゃんこありました!」という答えが返ってまいりました。

かつては偏食気味だったというスタッフも、今ではキュウリ以外はなんでも食べられるようになったとのこと。その理由は「上京したこと」なんだそう。病気になったほうがお金がかかると思い、嫌いだったサラダもガマンして食べていたらその美味しさに気がついたんですって。いや~、何が功を奏するかわからないものですねぇ!

好きになるきっかけは、ほんのささいなもの。だからきっと、「ネギ美味しい!」「玉ねぎ毎日でも食べたい!」って思えるときが来る可能性もゼロではない、はずです。はああ、薬味のネギやハンバーガーの玉ねぎをいちいちよけないで済む日が、いつか来るといいな~~~!!

参照元:みんなの声「子どもの頃から変わらず苦手な食べ物ある?」
Photo:ぱくたそ
執筆=田端あんじ(c)Pouch