日刊スポーツの夏の名物企画といえば、「大相撲 夏の絵日記」の連載

夏と言えば絵日記、ならば夏休みの間、力士たちに絵を描いてもらおうではないか。

ってな感じでスタートしたこの企画は毎年大人気のようで、2017年版のスタートは7月31日号から。公式サイト、さらには日刊スポーツの元相撲デスク・佐々木一郎‏さんのツイッターで昨年の様子が公開されているのですが……。力士たちの絵、でっかい体にそぐわず、意外と可愛らしいんですよね♪

【去年の連載アーカイブを見ると…傑作ぞろいです!】

日刊スポーツの公式サイトでは、昨年度の絵日記をアーカイブで見ることができます。さっそくチェックしてみると……横綱・白鵬を筆頭に、同じく横綱・日馬富士、相撲ファンから人気の高い高安、そして角界のおしゃれ番長こと石浦などなど、人気力士が勢ぞろい。

お題はなんでもありのようで、たとえば昨年名古屋場所の真っただ中にいたブラジル出身の魁聖は、東京タワーの絵を描いています。

角界でも上位の “絵描き” だという魁聖。「ホームシックなので早く東京に帰りたい」という気持ちを込めて描いたらしく、所属部屋のすぐそばにあるスカイツリーではなく、登ったことのない東京タワーを描いていたのが印象的でした。「さらっと描きました」的な、ラフなタッチがイイね☆

【日馬富士関、絵めっちゃうまい】

一方で驚いたのは、日馬富士の絵のうまさ! 「きょう けいこがんばってくれた ぼくのあしです」と書かれた“自身の右足の絵” には、思わずうなってしまいましたよ。他の力士たちよりも頭1つ、いや2つくらい抜き出ているレベルです。

なんでも日馬富士は、2015年には自身の個展を開いたほどの絵の腕前なのだとか。こういった新たな一面を垣間見れるのも、この企画の特徴であり面白さなのではないでしょうか。

【今年はどんな力作が見れるかな?】

いよいよ連載スタートということで、夏のお楽しみが1つ増えた気分です♪ 絵を見たことでファンになり、相撲に興味を持つ人も増えるかも? 力士たちの力作を見るべく、去年のアーカイブ、そして今年の紙面をぜひともチェックしてみてくださいっ。

参照元:日刊スポーツTwitter @Ichiro_SUMO
執筆=田端あんじ (c)Pouch