現在36歳のわたしが中高生だった頃は「細眉」全盛期。安室奈美恵さんのような細~い眉毛に憧れて、みんなこぞって眉を抜いていたものです。そして抜きまくった名残で、わたしには、眉尻付近の毛が一切生えてこないという “後遺症” が残ってしまいました……。

気になってアートメイクにも挑戦してみたのですが、近頃はその跡すらも薄くなってきてしまい、さてどうしたものか。そんなときに目に飛び込んできたのが、コスメショップの商品棚にあった「まるで眉エク!!」というキャッチコピーでした。

【「特殊メイク級」の効果があるらしいのだけど…?】

株式会社リベルタから発売されている「リアリー アイブロウエクステンション」(税別1900円)は、まつエクならぬ “眉エク” するためのアイテム。

調べてみたところ2017年9月15日に発売されたばかりらしく、パッケージには「特殊メイク級」「ファイバーでつけたすまゆげ」といった文字が躍っています。

「特殊メイク級」って……ちょっと大げさなのでは!? 疑う気持ちが胸にチラつきながらも、物は試しで、さっそく購入してみることに。ファイバーが真っ黒な「ブラック」とブラウンがかった「ナチュラル」の2色展開で、わたしは「ナチュラル」にしてみました。

【マニキュアサイズのスマートな瓶が入ってました】

家へ帰っていそいそとパッケージを開けると出てきたのは、マニキュアサイズの瓶のようなケース。

上部は小さな筆になっていて、下部には眉毛を再現するためのファイバーが入っています。


ファイバーは透明なジェル状の液体と一体化していて、遠目から見ると「岩のり」のよう。

【描くのではなく「乗せる」のがポイント!】

説明書きによると、こちらを付属の筆に取り眉の気になる部分へと乗せていく、とのことです。ポイントは「描くのではなく乗せる」こと、そして「いっぺんに大量に乗せずに少しずつ足す」ことの2点。初めて見る「ジェル×ファイバー」の画的なインパクトにビビりながらも、おそるおそる眉尻の毛のない部分へと乗せていきます。

始めは毛の流れにバラつきが出てしまったり、ムラになってしまったりと、不器用なわたしは四苦八苦。しかし挑戦を重ねるとコツがつかめてきまして、それは「手の甲にある程度ファイバーの束をとって、形を整えた後に、気になる部分に乗せる」というもの!

こうすることでバラつきやムラができなくなりました。先に挙げたポイント「描くのではなく乗せる」こと(ここマジで重要!)に気をつけると、より自然な眉が完成します。いや~、説明書はきちんと読むものですねぇ。(すみません、最初はあまり読まずに思いっきり “描いて” ました)

【おお! めっちゃ自然!】

出来上がった “眉エク” 眉は、立体感があって、テカりもなくて、とっても自然。一見すると、まさか誰も眉エクだとは思えないであろう仕上がりになりました!

汗水に強いウォータープルーフなので、「はがれにくく、寝起きも安心!」と謳われておりましたが、こちらもまさしくそのとおり。塗布している間も垂れることなくスグに乾いたので、慣れないうちは、お風呂あがりの夜のうちに “眉エク” するのもいいんじゃないかと思います。ちなみにお湯を使えば簡単にオフができますよぉ!

【最初は戸惑うかもだけど…慣れたらこっちのものです】

上からアイブロウパウダーをつけるとより完璧になるとは思うのですが、わたしとしては、そのまんま何もつけなくても問題ないと思いました。ホント、それくらい自然なんです。

描くのではなく“乗せる”というポイントに気をつけて、塗布作業に慣れさえすれば、この “眉エク” はとっても簡単でラクチン。眉が全体的に薄いという方にも打ってつけかと思うので、トライしてみてはいかがでしょうか♪

参照元:リベルタ公式通販[1][2]
撮影・執筆=田端あんじ (c)Pouch

▼岩のりみたいなビジュアルの中身にギョッとする

▼もうちょっと練習が必要だわ…