世界各国各都市にある「窓」にとことん惚れこんでしまったのは、ポルトガル在住のフォトグラファーでクリエイターの、アンドレ・ヴィンセント・ゴンチャロフさん。
「Windows of the World」と名付けられたプロジェクトの作品数は年々増えていき、今では100以上にもおよぶコラージュが完成しているのだそうです。
【3200個の窓が一堂に会す写真集】
アンドレさん自身が暮らす国、ポルトガルを1つとっても、街ごとにデザインの個性が際立っていて驚くばかり。
首都リスボンに、中部地方のアヴェイロ、北部の港湾都市ポルト。さらにはポルトガルの領島・アゾレス諸島にあるサンミゲル島の窓など、全部で3200個(!)、トータルで100にもおよぶコレクションを掲載したのが、写真集『Windows of the World – Portugal』です。
【都市によって全然カラーが違う!】
現在クラウドファンディングサイト「Indiegogo」で支援を募っている、こちらの写真集。
たとえば首都リスボンの窓は、多くが縦長。窓枠周辺にはカラフルな色で描かれたさまざまな模様が並んでいて、似たように見えて実は、1つ1つが独創的なんです。
同じ柄が1つもないことはちょっとした発見ですし、カラフルとはいえビビッドではなく落ち着いた色合いなところも、個性の1つなのではないかと思います。
一方でポルトの窓枠周辺は、ピンクにブルーにオレンジにと、どれも色濃くて超ビビッド。
サンミゲル島の港町ポンタ・デルガダは打って変わってモノクロで、白に灰色にブラウンと、至ってシンプルなんです。おんなじ国でもこれだけ違うだなんて、興味深いですよねぇ!
【眺めているだけでワクワク旅気分♡】
土地ごとに異なるデザインを次々眺めていくうちに、まるで旅を疑似体験しているような気分を味わえそう。ポルトガルに旅行することがあったら、ついつい建物の窓を見てしまいそうですね。各都市の歴史や文化を楽しく垣間見れる写真集は、34ユーロ(日本円で約4500円)から支援できます。興味のある方はチェックしてみてはいかがでしょうか。
参照元:Andre Vincente Goncalves、Facebook、Indiegogo、Bored Panda
執筆=田端あんじ (c)Pouch
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