アメリカ・フロリダ州サラソータを拠点に活動するアーティスト、リップスティック・レックス(Lipstick Lex)さんは、その名のとおり “口紅を使ったアート作品” を日々世に生みだしています。

口紅を絵の具やクレヨンのようにして絵を描くだけでなく、実際に自分自身のくちびるに口紅を施して、キャンバスにチュッ

キスを何度も何度も繰り返すことで独特の模様が生まれて、柔らかなくちびるのフォルムが、作品全体の温かみある世界観を構築しているんです。

【どのモチーフにも「キスマーク」がある!】

描かれる対象となるのは、動物に葉、果物、そしてジョン・レノンやマドンナなどの有名人。

YouTubeにはマリリン・モンローさんをモデルにした作品ができるまでの動画が公開されているのですが、くちびるで描く部分はおもに髪の毛や顔の輪郭だということがわかります。

【くちびる腫れないか心配だわ…】

イエローやオレンジ、パープルなど色鮮やかな口紅を次々くちびるに塗ってはキャンバスにキスをするというのを繰り返しており、こんなにたくさんキスをしたらくちびる自体が腫れてしまいそう……!

海外サイト「Bored Panda」によれば、通常で100以上、作品によっては数千回もキスをするというのだから、回数の多さに目眩がしちゃいます。

【他作品からは感じられない「温もりと愛」がある】

しかしキスで生まれたからなのか、レックスさんの作品からは、にじみ出るような愛情が感じられるんです。

「絵のフレームは、レックスさんと夫がふたりで組み立てたもの」というこだわりにもまた、作品そしてこれから作品を手に取る人への愛情が込められている気がするんですよね。

さまざまなブランドの口紅を使用しているというレックスさんですが、よく使うのは「MAC」。品質の良さやカラーバリエーションの多さなどの点がお気に入りポイントなのだとか。

愛でいっぱいのレックスさんのリップスティック・アートは、公式サイトから実際に購入することもできますので、気に入ったという方はさっそくチェックしてみてはいかがでしょうか♪

参照元:Lipstick LexFacebookInstagram@lipstick_lexYouTubeBored Panda
執筆=田端あんじ (c)Pouch