新生活を迎える春、ひとり暮らしを始める人も多いでしょう。家賃をなるべく抑えたくてルームシェアを検討している人もいるのでは?

今から15年くらい前、私はルームシェアをしていました。その頃はまだ「シェアハウス物件」が一般的ではなかったので、大家さんに相談して、アパートや一軒家を借りて住んでいました。運よくシェアできる物件が見つかり、生活が始まったのですが……住んでみないとわからないことっていろいろあるんですね!

今回は、やってみたいけどいろいろな疑問が多い「友人とのルームシェアあるある40連発」を紹介します。

【友人とのルームシェアあるある40連発】

・初めのうちはうれしくて夜中じゅうお喋り →うるさくして怒られる
・漫画やCD、ゲームの貸し借りが楽しい
・間違って食べてしまうので、冷蔵庫のヨーグルトには必ず名前を書く
・鍋やタコパができて楽しい
・雨の日は、お菓子を買って映画会をする
・新しいネイルを見せあったり、いろんなメイクの練習会をする
・時には女だけでAV鑑賞会
・衣替えのたびに「これ着てみない?」「似合う〜♪」と自分の服を友人に着せて楽しむ
・掃除やゴミ捨て、日常のいろいろをジャンケンで決めがち
・ジャンケンは不平等ということで、掃除当番表を作る
・家にシェア友がいるので、なんとなく1人で遊びに行かなくなる
シェア友の友達は自分の友達、友人が増えていく
・シェア友が引っ越すと、自分も引っ越したくなる
・家賃の穴埋めのため、無理して気が合わないシェア友を入れがち
シェア友の知らなかった一面を見てしまい、胸にそっとしまう
・シェア友とケンカしたときの気まずさは地獄
・意地を張ってしまい、なかなか謝れない時のつらさよ
・シェア友とうまく仲直りできた時の喜びは、彼氏との仲直り以上!
汚くても平気な場所が合うとうまくいくけど、その逆は悲劇
・キッチンやお風呂など、共有スペースの使い方はもめやすい
・脱いだ靴はすぐ下駄箱にしまいたい派? きれいに揃えて置く派?
・流し台にコップ1個だけ置き去り → 長く続くとムカついてくる
・洗濯機を使いたい時間が被る
・風呂場は人数分のシャンプーとリンスでごった返している
・お風呂にゆっくり入りたいけど、他にも入る人がいるので我慢
・外出から早めに戻ったら、友人が彼氏と一緒にお風呂に入っていて目が泳ぐ
・寒い朝、出勤時はお互いに励まし合う
家賃以外のお金をどうワリカンするか決める会議がとっても大事
・ワリカンの内容を定期的に見直さないと不満がたまる
・白飯は毎日食べるので、炊飯器でキープしたい派? 冷凍しておいてレンジで都度温める派?
・お米を買いに行かない件で怒られる
・灯油を買いに行かない件で怒られる
・トイレットペーパーを替えたり、洗い物をこまめにしてカバーする
・シェア友の実家から送られてくる果物や野菜がうらやましい
・めずらしいローカルお菓子をもらえると嬉しい
外で辛いことがあったときに話せるシェア友がいるのはありがたい
・生活でつらいことがあっても、家にシェア友がいれば笑い話になる
・だけど、いつでも悩みを聞いてもらえるわけではない
・いつか別々の暮らしになるんだなと思うと寂しくなる、それがルームシェア
年老いて1人になったら、またルームシェアをしてみたい

以上「ルームシェアあるある40連発」でした。今思えば、同居している友人に甘えてばかりだったルームシェア。私もその後1人暮らしをして、自分でお米や灯油を買える大人になり、生活の術を学びました。あの頃お世話になった友人のみなさん、本当にありがとうございました。

画像・執筆=はちやまみどり(c)Pouch