ツイッターがおもな発信源となり、日が経つごとにどんどん増え続けているのが、猫を題材にした “猫漫画” です。

数ある “猫漫画” のなかでもひときわ異彩を放っているのが、ツイッターユーザー@tsushimacatさんが更新を続けている『俺、つしま。』

可愛らしくもリアルに描かれた猫の絵に胸がキュゥウン。「掃除機で吸われるのが好き」など、猫飼いさんなら「コレわかるううううう!!!」と身もだえてしまうであろう “猫あるある” エピソードもふんだんに盛り込まれていて、秒で惹きつけられてしまうんです。

【つしまは二頭身の姿で初登場】

『俺、つしま。』がツイッターに初登場したのは、2017年7月23日。

丸々とした体つきとちょっぴりふてぶてしい態度がチャームポイント(?)のキジ猫、 “つーさん” こと「つしま」が買い物袋を提げているイラストが、多くのユーザーの心をがっちりキャッチしました。

【個性豊かな猫たちが登場するよ】

その後は不定期で漫画が更新されていき、つーさんをはじめ、 “姐さん” こと「ズンちゃん」「ちゃー」「オサム」といった個性豊かな猫さんたちが続々登場。


猫たちと、その飼い主である “おじいちゃん(本当は女性)” が繰り広げる物語は瞬く間に話題となって、書籍化のオファーが殺到。最終的に小学館から、本が発売されることが決定したそうなんです(発売時期は2018年のゴールデンウィーク頃を予定)。

【絵が上手すぎる】

『俺、つしま。』の魅力は数あれど、まず挙げたいのは “猫の絵のリアルさ” 。毛色や毛並み、表情や仕草が本物の猫さながらで、猫への並々ならぬ愛情を感じずにはいられませんっ。

【兄と妹、二人三脚で描いてます】

なお漫画は、兄と妹の2人体制で完成させているらしく、作画を担当しているのはお兄さんで、ストーリーを担当しているのは妹さんのほう

“おじいちゃん” のモデルとなっているのは妹さんらしく、猫より明らかにリアリティーに欠けるビジュアルの理由は、作画担当のお兄さんが「猫はかわいいけど、飼い主はかわいくないから描く気がしない」と思っているからなのだとか(笑)。

頭に毛が3本しかなかったり、なぜか裸だったり、顔の色が真っ青だったり、顔のかたちが完全に米粒であっても、この “おじいちゃん” というキャラも猫たちに負けないくらい人気のキャラクターなんです。

【たくさん笑って、ちょっぴりホロリ】

登場する猫たちは基本的にみんな保護猫で、元野良猫。野良たちがどんどん心を開いていく描写も秀逸なので、ぜひこのあたりにも注目していただきたいところ。

ちなみにわたしが好きなエピソードは、つーさんが家出をしたときのお話と、つーさんがおじいちゃんのために松ぼっくりをお土産に持ってきたお話です。

どちらも実話だという2つのストーリーはツイッターから読むことができますので、興味を持ったというみなさんはぜひご一読を~☆

参照元:Twitter@tsushimacat
画像=俺、つしま , used with permission
執筆=田端あんじ (c)Pouch

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