顔写真を投稿するだけで顔面を5点満点で採点してくれるウェブサイトがあることを、ご存知でしょうか?
深夜番組『ナカイの窓』(日テレ系)で紹介されていたそのサイトの名は「Deeplooks」。
利用方法はとっても簡単で、ウェブサイトにアクセスして顔写真をアップロードするだけ。あとはものの数秒で、 “顔面の採点” を行ってくれます。
【美しさの客観的評価を数値化できる!?】
画像解析を行う「Deeplooks」には、「ディープラーニング」と呼ばれる人間が自然に行うタスクをコンピュータに学習させる方法が用いられているとのこと。
思えば、見た目に対する評価というのは、人それぞれ異なるもの。生まれ持った感性や美的感覚、好みに左右されるところが大きく、非常に抽象的で “数値化できない概念”です。
それらを独自のシステムによって、一般的な社会での評価に近い形で数値化できるのが「Deeplooks」なのだとか。……う~ん、結果を見るのが少々怖いような気もしますが、勇気を出して、さっそく試してみることにしましたYO!
【遊んでみました☆】
まずは自撮り写真をアップしてみたところ、評価は「3.2」。いいんだか悪いんだか、実に中途半端な数値です。
続いて友人の30代モデル系美女の写真をアップしてみたところ、4.0という高評価を獲得! 「やはり美女は評価が高いのね!」と興奮してしまったわたし。ためしに、日本国民の誰もが史上最強の美女と認めるであろう、吉永小百合さんと加賀まりこさんの若い頃の写真をアップしてみたんです。
ところがこちらは、なんとどちらも2.8と意外すぎる結果に……。おふたりの美貌はスーパーを超えた “ハイパー” レベルですので、おそらく「目の高さが左右非対称な写真だった」「セピア色の画像だった」といったことが、低評価の原因であると考えられます。
なおわたしの大好きな女優さん、ジェーン・バーキンさんの若い頃の写真も、セピア色だったせいか2.9という評価が出ていました。
【人間の顔に近くないと認識できないよう】
そのほか「ぬいぐるみ」「アニメ(ポプテピピック)」「リカちゃん人形」「絵画」で試してみたものの、いずれも顔だと認識できず。
最後に1万円札に描かれている福沢諭吉さんの写真をアップしてみたところ、こちらには2.1という評価がつきました。
実際に遊んでみてわかったのは、人間の顔に近しいものでなければ認識できないという点。そして左右の目の高さを対称にして、なおかつカラー写真にしておかないと高評価は期待できないという点でした。
ちなみに……「Deeplooks」でも注意事項として記載がされていますが、ここで用いられているアルゴリズムは、様々な国籍や文化を持つ人の画像をもとに学習を行ったもの。美しさの基準や尺度は様々だということは、どうか心に留めておいてくださいね!
参照元:Deeplooks、プレスリリース
執筆=田端あんじ (c)Pouch
▼「Deeplooks」の技術を活用すると…毎日の肌コンディションやメイクの仕上がりを記録&その日の肌状態を分析するアプリを作ることが可能に
▼客観的な数値から似合うメガネを選ぶことができたり…
▼毎日の洋服選びに一役買ってくれたりも!
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