スペインの郷土料理、パエリア。黄色く炊きあがったお米に、魚介や野菜、お肉の風味がよく沁み込んだ、私の大好きなメニューのひとつです。

しかし、必要な具材も多いし、魚介類の下処理もあるし、自宅で作るのはなかなか手間がかかる料理です。ですがわたしは見つけてしまったのです……炊きあがったご飯に混ぜ込むだけで本格パエリアができる、とっても便利な商品を!

その商品とは、カルディコーヒーファームで販売されている具材調味料「カルディオリジナル ご飯に混ぜるだけパエリア 魚介サフラン」(税込み298円)。白米2合に1箱混ぜ込むと2~3人分のパエリアを作ることができる1品で、簡単に言えば “混ぜ込みごはんの素” です。

【原材料を読むだけで期待が高まる】

商品パッケージを見ると「あさり、イカが入ったサフラン風味のパエリアをお楽しみください」という記載があって、原材料を見るとたしかに「あさり」「イカ」の名前が挙がっています。

そのほかには、マッシュルームや赤ピーマン、玉ねぎといった野菜。チキンオイル、あさりエキス、チキンブイヨン、バター、そしてパエリアを黄色く色づけするうえで欠かせないサフランの名前もあって、こりゃ本格的なパエリアを完成させることができそうだゾ……!

【お米を炊くときは水をやや少なめに】

善は急げとばかりにさっそく白米2合を研ぎ、箱に記載されているとおり、やや少なめの水を入れてスイッチオン。通常の量よりも2~3ミリほど、水を少なくしてみました。

炊きあがったご飯に、レトルトパウチされたパエリアの素をドバーっとかけてみると、たちまち食欲をそそるスパイスの香りが立ち上ってきます。

まんべんなく混ぜ合わせたら、もう1度炊飯器へ。フタをして3分から5分ほど蒸らしたら、 “ご飯に混ぜるだけパエリア” の完成で~す!

【オリーブオイルで美味しさアップ♪】

注意書きによると、エクストラバージンオリーブオイルを大さじ2杯加えるとより美味しくなるそうなので、言われるがままにオリーブオイルをとろ~り。よく混ぜ合わせたパエリアを口に運んだ瞬間、キノコの芳醇な香りがふんわりと鼻腔をくすぐりました。

魚介の風味もしっかりと効いていて、イカなどの具材も入っているから満足度が高いっ。ボリュームがあるのに味自体にはクセがないので、小さなお子さんから年配の方まで、幅広い世代に受け入れてもらえそうな予感がします。

【この米の硬さは…まさしくパエリア!】

そしてわたしがもっとも唸ってしまったのは、米の硬さ。水の量がやや少なめに設定されているのは、パエリアの素自体の汁気が多いからだとばかり思っておりましたが、ひょっとすると “パエリア感” を増すためだったのかも……!

というのもパエリアは、お店で食べると大概、お米の状態が “アルデンテ” だから。「パエリア=やや芯のあるお米」という発想が念頭にある者にとっては、この “チョイ硬め” な炊き方が、めちゃくちゃしっくりくる~~~!

【ヘビロテ確定で~す】

今回は特に具材を加えずに食べてみましたが、グリルしたチキンや魚介をトッピングしたら、ちょっとしたご馳走になることは確実。もちろん何もトッピングしなくても、十分に美味! 味は間違いなく本格派で、わたしの “パエリア欲” は完全に満たされました

価格も安価ですし、なにより “混ぜるだけ” という手軽さは、何物にも代えがたい……! スパークリングワイン(もちろん安いものでOK!)と一緒いただくだけで、きっといつもの夕食がワンランクアップしますよ♪

参照元:カルディコーヒーファーム
撮影・執筆=田端あんじ (c)Pouch

▼パウチを開けると、オイルを含んだ液体が


▼これに米を混ぜるだけで美味しいパエリアができるだなんて…マジック~!