夏といえば海。浜辺でのんびり過ごしたいなら、ビーチパラソルとビーチチェア、あるいはテントを用意するのが定番でしょうか。でも、ドイツのビーチでは、この3つの機能を集めたような、そしておしゃれな優れモノが定番のようです。
ツイッターでドイツ観光局が紹介しているのは「シュトラントコルプ」なる万能イス。英語でいうと「ビーチ・バスケット」となるこのイス、屋根と収納つきのチェアーといった感じですが、なんだかとっても使い勝手がよさそう。
ここで寝そべりながらお昼寝したり海をボーッと眺めたり……そんなバカンス、過ごしてみたい!
【浜辺の万能イス「シュトラントコルプ」】
ドイツ観光局が投稿した、トーマス・マンの小説にも出てくるというバルト海沿岸の保養地・トラーヴェミュンデの画像。これを見ると、砂浜にシュトラントコルプが立ち並んでいます。
屋根がついているため雨風や強すぎる日差しを避けられるほか、荷物なども置いておけるのでコインロッカーがわりにもなるのだとか。何より、このバスケットっぽいたたずまいや青と赤のボーダーの色合いが可愛らしく、海や浜辺にもマッチしていてとっても素敵ですよね。
【ドイツでは身近なアイテムみたい】
https://www.instagram.com/p/BjH-y3KhDxa/?hl=ja(&tagged=strandkorb
ドイツ人の恋人を持つ男性に尋ねてみたところ、彼女が言うには
「ドイツではビーチにシュトラントコルプがあるのは当たり前。飲み物も置けるし、とくにお年寄りにおすすめよ」
とのこと。ドイツ人は外で食事したり読書したりするのが大好きなので、こうした家具があるのは自然なことのようです。
また、ビーチだけではなくサウナ室の外に置かれているのを見たこともあるそうですが、これはちょっとレアなようでふたりしてビックリしたのだとか。でもこれも、シュトラントコルプが彼らの生活の中で実に身近なアイテムであることがうかがえるお話ですね。
【インスタの画像がとにかく素敵だから見てほしいんだわ】
インスタグラムで「#strandkorb」と検索したところ、シュトラントコルプでくつろぐ人々やワンちゃんたちの姿、美しい海辺の風景がたくさん。どれもこれもきれいで、ぱらぱら見ているだけでも癒される……!
日本ではシュトラントコルプはなかなかお目にかかれないけれど、まずはこうした画像を眺めつつ、これに座って過ごす海辺の一日を想像してみるのもよさそう。夏休みはしばらく先だけど、ひと足お先にリゾート気分に浸れそうですよ。
参照元:Twitter@GermanyTravelJP、Instagram#strandkorb
執筆=鷺ノ宮やよい (c)Pouch
▼バルト海沿岸の保養地トラーヴェミュンデの浜辺。シュトラントコルプが立ち並んでます!
トーマス・マンの小説にも出てくる、歴史あるバルト海沿岸の保養地トラーヴェミュンデ。浜辺に立ち並ぶのはシュトラントコルプと呼ばれる浜辺用の万能椅子。雨風や強すぎる日差しを避けてゆったり過ごすことができ、コインロッカー代わりにもなるというスグレモノです。https://t.co/10vEOhSP0d pic.twitter.com/1Vv2af4Mmb
— ドイツ観光局 (@GermanyTravelJP) May 22, 2018
▼「#strandkorb」で検索すると素敵な画像がいっぱい!
https://www.instagram.com/p/BjIZhO-nqRT/?hl=ja(&tagged=strandkorb
https://www.instagram.com/p/BjF1XprlPqV/?hl=ja(&tagged=strandkorb
https://www.instagram.com/p/BjCya_GAQ_a/?hl=ja(&tagged=strandkorb
https://www.instagram.com/p/BjHuvR-B8CP/?hl=ja(&tagged=strandkorb
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