星野リゾートといえば、ラグジュアリーなサービスや、自然と一体化できる工夫が多いホテルとして有名ですよね。
青森県十和田市の奥入瀬渓流沿いにある「星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル」で展開されるのは、苔の世界をとことん楽しむことができる宿泊プラン「苔ガールステイ」!
2018年6月1日から8月31日までの期間限定(月曜以外)で登場しているこのプランは、笑っちゃうくらいに “苔づくし” 。
部屋も苔なら、インテリアも苔。苔ランチプレートに苔スイーツに苔カクテルと、食べ物も苔。さらには苔を観察して歩く「苔さんぽ」に、苔玉を作って持ち帰ることができる「苔玉作り体験」など、ことごとく “苔推し” なのでありますっ。
【奥入瀬渓流=苔の観察スポットなのです】
一体なぜ、ここまで “苔” を強調するのか。その理由は、奥入瀬渓流が苔の観察スポットとして有名だから!
この地には、日本で約1800種類ある苔のうち約300種の苔が生息しているそうで、「日本の貴重なコケの森」にも選定されるほど。そんな奥入瀬渓流の苔の魅力を存分に楽しめるよう企画されたのが「苔ガールステイ」で、プラン自体は2013年から提供され続けているらしいんです。
【その1:お部屋がとことん「苔」】
苔をテーマにした客室は1室のみで、中に入ると緑一色。
「スナゴケベッド」「苔マット」「胞子体が付いたスリッパ」「ジャゴケクッション」「苔ティッシュケース」といった “苔インテリア” がひしめきあい、アメニティーももちろん “苔仕様” 。
さらに、壁には「苔の群落を表現した壁飾り」が飾られています。一見トゥーマッチにも思える空間ですが、公開されている写真を見るかぎりでは、なんとも落ち着いた雰囲気。何時間でもぼ~っとまったりできそうで、居心地良さそうなんです。
【その2:フードもドリンクもアクティビティーも「苔」】
フードやドリンクもやはり “苔づくし” で、渓流を望む渓流テラスで楽しめる「苔ランチプレート」は、奥入瀬渓流の苔岩と苔玉をイメージ。
さらに、苔を表現したメニュー「チキンのペルシャード」も。驚いたことにこのメニューは “ルーペ付き”で、苔の観察を疑似体験できるのです。たしかに緑色の衣は苔に似てるけど……。いやはやここまでするとは……発想が突き抜けてて好き~っ!
また「ラウンジ 森の神話」で提供するカクテルにも苔の趣きあり。抹茶味の「苔玉アイス」に、抹茶リキュールで森の倒木に生息している苔を表現した「苔カクテル」など苔づくしです。
本物の苔に触れられるアクティビティーも充実しているので、帰るころにはすっかり苔に魅了されているに違いありません。間違いなく、 “苔沼” の住人になるわコレ。
【「やるからには全力で!」という気迫が伝わってきますね】
1日1室限定の「苔ガールステイ」の気になる価格は、2名1室1泊2食付で1名あたり3万200円から(税・サ込)。ちなみに1名から宿泊できるそうです。予約は、宿泊の1週間前までに「星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル」に電話する形となっています。
こんなにも “苔推し” なホテルは、おそらくここだけ。この夏の思い出作りに、出かけてみてはいかがでしょうか♪
参照元:プレスリリース、星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル
執筆=田端あんじ (c)Pouch
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