宮城県を拠点に活動する4人組音楽グループ「パンダライオン」が、大ヒット中のDA PUMP『U.S.A.』を替え歌にしてカバー。メンバー・MOZさんの地元である宮城県栗原市のPRを兼ねて作った『 I.N.K』が、再生回数38万回を超える人気を集めているんです。

『 I.N.K』とは、 “田舎(INAKA)” のこと。

「子供の医療費が無料」「樹齢1000年の杉の木」「宮藤官九郎さんと狩能英孝さんは地元が生んだスーパースター」など栗原市のPRがふんだんに盛り込まれている一方、 “田舎あるある” もたくさんあって、地方出身者ならば「わかるわ~~~」と頷いてしまうこと必至なんですよね。

【「仙台は衝撃だった」は東北人あるある】

福島県郡山市の中心部という、 “田舎の中でも都会のほう” に生まれたわたしでも納得してしまった “田舎あるある” は、「FMが入らない場所がちらほら」「仙台が衝撃だった」の2フレーズ。

FMラジオが入らないというのはまさに田舎ではよくあることですし、東北人にとって最強の都会は仙台ですから、仙台に対して憧れと劣等感を同時に抱いてしまうことは否めません。中学生で初めて仙台に行ったとき、自分なりに精一杯オシャレしていったもんなぁ……(遠い目)。

【ネットは共感と称賛の嵐】

そのほかにも「チャリンコ改造みんなマネした」「地元よりやや栄えた場所に遊びに行くとき『街へ出かける』と母親に言う」「洋服ならしまむら、ファーストフードはすき家、家電ならケーズデンキ」など、田舎生まれならばグッとくるフレーズが多々。

替え歌に共感した視聴者はたくさんいるようで、

「しまむらとケーズデンキのとこめっちゃ同感!」
「『街に行ってくっから〜』ってよく言ってたのを思い出した」
「仙台が衝撃だったが1番しっくりくる」
「自転車改造笑えるわ 田舎では現在進行形やけどね(笑)」

といったコメントが集まっています。一方で楽曲とMVのハイクオリティーっぷりに驚いている人も多く、

「想像の100倍ぐらい上手かった」
「思っていた以上のクオリティの高さに脱帽! いちいち色々上手いこと言っている」
「ダンスのキレ、歌の上手さ、カメラ目線、ドローン活用、画像の綺麗さ、原曲とのイン踏み。どれを取ってもすごい!!」
「ただのパロディかと思ったら……割と本格的! DA PUMPよりこっちの方が好きかも(笑)」

と称賛の嵐。中には「これのいろんな地域の替え歌も聞きたい」といった意見もあって、全面的に同意~~~! 後に続くアーティストや地方自治体がどんどん増えたら、ますます楽しいことになりそうですね♪

参照元:YouTube
執筆=田端あんじ (c)Pouch

▼最&高